【高校バスケ】東京成徳大高、札幌山の手破り2年ぶり初戦突破 OGに大谷翔平の妻・真美子夫人
<SoftBankウインターカップ2024全国高校バスケットボール選手権:東京成徳大高81-70札幌山の手>◇23日◇男女1回戦◇東京体育館ほか 過去3度の優勝を誇る東京成徳大高(東京1)が2年ぶりに初戦を突破した。昨年4強、一昨年準Vの札幌山の手(北海道2)に81-70で快勝。1回戦屈指の好カードを制した。 第1クオーター(Q)こそ緊張からか、1年間強化してきたディフェンスがはまらず、3点シュートを5本も許した。それでも24-25の1点差で食らいつくと、第2Qに主将の山内春恵(3年)の2点シュートで逆転。そこから1度もリードを許さず、勝利をつかみ取った。14得点を挙げた山内は「後半は、(守備の)プレッシャーを大事にして、相手の点数を抑えることを意識した」と振り返った。 同校OGには、今季大リーグで世界一、そしてMVPを獲得したドジャース大谷翔平投手(30)の夫人、田中真美子さん(28)がいる。2月に結婚を発表し、部内でも盛り上がった。山内は「結構話題になって。注目されてることは全員知っていたので、変に力まずに自分たちのやるべきことを徹底しようと思って戦った」とプレッシャーを力に変えた。 昨年は無念の初戦敗退だった。目標は全国で4強に入ることだ。「去年にすごく悔しい思いをしたので。今日は全員でしっかり勝ち切れたので、明日もいい表情でプレーしたい」と意気込んだ。【大島享也】