【推しの子】約4年半の連載が完結!最終巻の表紙公開&完結記念企画も発表に― 赤坂アカ原作の次回作は2025年春始動
マンガ『【推しの子】』の最終話となる第166話が、11月14日発売の「週刊ヤングジャンプ」50号に掲載された。約4年半の連載が終幕を迎えた同号では、12月18日に発売される最終16巻の表紙が公開され、完結を記念する企画の数々についての発表も行われた。 【フォト】星野親子が「週刊ヤングジャンプ」表紙/最終16巻書影を見る 『【推しの子】』は、緻密な取材に基づき芸能界の光と闇を描き出した、赤坂アカと横槍メンゴの共同名義によるマンガだ。2020年4月の連載開始当初から多くの芸能人・業界関係者からの支持も集めて話題作となった。その勢いのまま「次にくるマンガ大賞 2021 コミックス部門」において大賞を受賞。シリーズ累計発行部数は2000万部を超える。 アニメ化も果たしており、2023年4月より放送された第1期は世界的に絶大な反響を得て、幅広い世代から人気を集めた。2024年7月より第2期が放送され、第3期の制作も決定している。11月28日からはAmazon Prime Videoにて実写ドラマが配信開始となり、12月20日には実写映画の劇場公開も予定されている。さらに、12月には2.5次元舞台の上演も控える。 そんな本作の約4年半にわたる連載が完結した「週刊ヤングジャンプ」50号。同号では、12月18日に発売される最終16巻と、同時発売される特別カバー仕様&ブックスタンドとシールつきの特装版『【推しの子】16 SPECIAL EDITION』のカバー画像が公開された。また、完結を記念する4つの企画の詳細についても発表となった。 YouTube「ヤンジャン漫画TV【集英社ヤングジャンプ公式】」では、11月14日19時より完結記念ムービーが公開される。物語の各章を振り返る内容で、TVアニメ第11話「アイドル」にて披露された新生B小町の楽曲「STAR☆T☆RAIN」のアレンジ版を使用した、エンドロール風の演出でおくられる。 また、同じく14日19時より、推しキャラクターや作品に対するメッセージを投稿できる完結記念特設サイト「FAN ARENA」がオープンする。「FAN ARENA」ではメッセージ投稿数に応じてダウンロード可能なオリジナルの壁紙も順次公開され、連載開始から完結までをまとめたコンテンツ「アルバム」も展開される。 さらに、ここで投稿されたメッセージは、最終16巻発売日の12月18日から始まる東京ドームシティで展開予定の宣伝企画「【推しの子】 THE LAST STAGE in TOKYO DOME CITY」における、一部の演出にも用いられる。 そして、作品の感想やファンアートなどを投稿し、他のファンたちと交流することで完結後も本作の世界をさらに広げ、楽しむための公式コミュニティとして「【推しの子】公式コミュニティ 苺プロ広報部」も誕生する。完結を祝うプロジェクトはこのほかにも続々進行中とのことで、続報は特設サイト「FAN ARENA」、「苺プロ広報部」、「週刊ヤングジャンプ」、作品公式X(旧Twitter)などで発表される。 なお、本作を手掛けた赤坂アカ原作による次なる新連載が、「週刊ヤングジャンプ」で2025年春より連載されることも明らかになった。赤坂と、『ギークサークルクライシス 姫の恋路はバグだらけ』のあおいくじら、『終末のワルキューレ』作画のアジチカが制作チームを結成する。内容は「メルヘンな世界で繰り広げられる王子様とお姫様の愛の物語」となるようだ。どのようなストーリーが展開されるのか、来春からの新連載にも注目となりそうだ。 (C)週刊ヤングジャンプ2024年50号/集英社 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社 (C)赤坂アカ×あおいくじら×アジチカ/集英社
アニメ!アニメ! 仲瀬 コウタロウ