中国で違法賭博や八百長により43名が国内で永久追放…容疑者は128名、120試合で八百長や賭博の疑い
中国サッカー協会(CFA)は10日、違法賭博に関する処分について発表。44名が判決を受け、34名が懲役刑となったことを発表した。 CFAによれば、国家体育総局と公安部が大連にてプロサッカーリーグの違法賭博問題に関する会見を実施した。 公安部の担当者は、スタジアムにおける賭博や八百長などの犯罪に関しての捜査状況を報告。2022年以来、遼寧省などの公安機関に対しスポーツ賭博や八百長などの摘発に重点を置いてきた。 これにより128名の容疑者が逮捕され、12のオンラインギャンブルのギャングが排除されたとのこと。合計120試合で賭博と八百長の疑いがあり、関与した選手や審判、監督、マネージャーら83名に対して刑事強制措置が取られたという。 また、そのうちのサッカー関係者44名が法廷で判定を受け、34名が有機の懲役刑以上の刑を言い渡されているという。 なお、選手はそのうち61名いるとのこと。関連資料が国家体育総局とCFAに通知されているという。今後の捜査を進めていくと共に、八百長、賭博、試合操作、贈収賄などの違法犯罪を法律に基づいて厳しく取り締まっていくという。 CFAは、関与した選手61名を懲戒処分にすることを発表。43名が中国国内でのサッカー関連活動への関与が永久に追放されたという。その他にも、あらゆるサッカー活動からの永久追放されるとのこと。CFAは「選手だけでなく、クラブの関係者であっても厳正に対処し、決して許されない」としている。
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