「すべてのクラブがクラブW杯でプレーしたがっている」選手から批判的な声上がるもPSG会長は新方式に賛同
パリ・サンジェルマン（PSG）のナセル・アル＝ケライフィ会長は、新クラブワールドカップに賛同するコメントを残した。 2025年夏にアメリカで開催される予定のクラブワールドカップ。従来のものと比較して出場クラブの数が7クラブから32クラブに拡大するなど大幅にフォーマットが変更された。これを受け、試合数の増加など、主催する国際サッカー連盟に対しては選手などからさまざまな批判的な声が上がっている。 そんなクラブワールドカップについて、欧州クラブ協会の会長を務めるPSGのアル＝ケライフィ会長は、総会後のプレスカンファレンスの中で「選手やクラブはプレーしたくはないと文句を言っている。文句を言うのならプレーしなければいい。当初はクラブが文句を言っていたが、今は選手たちだ」と話し、自身の見解を続けた。 「もちろん、我々は選手たちを尊重し、守らないといけない。しかし、クラブは金のためだけにそうしているわけではない。そのような見解は間違いだ。クラブは彼らにかかる費用を回収しようとしている。サラリーは上がり続けているが、同じ大会だけなら、収入も変わらない」 「確かにカレンダーは論争の話題に挙がっている。いつだってそのようなものだ。すべての関係者がそのことについて一緒に話し合う必要があると強く感じている。そして、全員にとって最善なことが何であるかがわかるだろう。すべてのクラブがクラブワールドカップでプレーしたがっている」
