一億総「副業」社会に備え、知っておくべき6つのセオリー。6桁を稼ぐフリーランサーコーチが伝授(海外)
ハンナ・ディクソン氏はバーチャルアシスタントおよびフリーランサーコーチとして働き、6桁の収入を得ている。 11年にわたりフリーランサーとして働いてきた彼女は、経済的な安定のためには副業が不可欠だと考えている。 アメリカ合衆国では労働者の40%近くがフリーランサーとして活動しているという事実が、この変化を象徴している。 LinkedInの共同創業者であるリード・ホフマンはかつて、労働者がひとつの場所で9時から5時まで働くという伝統的な労働形態は2034年までに消滅し、複数の業界でさまざまな役割を担う人々で置き換えられると予言した。 このホフマンのコメントは最近になってX(旧Twitter)で再注目されるようになり、ハンナ・ディクソン氏をはじめとした多くのアメリカ人労働者の賛同を集めている。ディクソン氏はバーチャルアシスタント(VA)およびフリーランサーコーチとして6桁(数十万ドル:数千万円)の収入を得ていて、過去11年、自分のノートパソコンを武器に、フルタイムのフリーランサーとして活動してきた。 36歳のビジネスコーチとして、彼女は2014年から仕事のやり方の「避けようのない変化」に備えてきたと語る。基本的に、ディクソン氏は副業やポートフォリオ・キャリアを築くことで、誰もがスキルや人脈あるいは収入源を手に入れ、不確かな未来に備えることが可能だと確信している。
1. フリーランス活動と副業は必須になりつつある
過去10年、ディクソン氏はおよそ3万5000人に、フルタイムか副業かにかかわりなく、フリーランスビジネスで成功する方法を伝授してきた。 「私は人々を、フリーランス活動や副業はもはやオプションではなく、経済的な安定や自立に不可欠なものになりつつあるという現在の変化に備えさせている」とディクソン氏は語る。「労働者は誰もが、少なくとも副業を探して、来たる大きな変化に備えておくべきだ」 アップワーク(Upwork)の最新データによると、アメリカ合衆国の労働力全体のほぼ40%に相当する6400万人近くのアメリカ人がフリーランサーとして働いている。このような統計は、複数の収入源を確保することの重要性が一般に認知されつつある事実を改めて示している。