浜松観光ガイド「るるぶ焼いてるふたり」 人気漫画とコラボ、作品の紹介も
漫画「焼いてるふたり」とコラボした浜松観光ガイドブック「るるぶ焼いてるふたり」の販売が10月21日、浜松市内の書店でも始まった。(浜松経済新聞) 【写真】「るるぶ焼いてるふたり」表紙 JTBパブリッシング(東京都)が発刊する旅行情報誌「るるぶ」とコラボした同ガイドブック。「焼いてるふたり」は講談社(東京都)が発行する「モーニング」で連載中の人気漫画。浜松市を舞台に交際0日で結婚した主人公の2人が、バーベキューなどのアウトドア料理を通して仲を深めていく。7月には実写ドラマ化された。 JTBパブリッシング編集長の志田典子さんは「もともと『焼いてるふたり』が好きで購読していた。作品を読む中で観光地として浜松に魅力を感じた」と話す。「るるぶ」と相性が良いと考えた志田さんが講談社にコラボを提案し実現したという。 同ガイドブックでは、「焼いてるふたり」の作中で登場する浜松市内の観光地をはじめ、ギョーザやウナギの有名店などを紹介。志田さんによると、浜松市役所やたきや漁、天竜区の阿多古(あたご)川など、通常の「るるぶ」では紹介しないローカルな情報も大きく掲載したという。このほか、作中の主人公が使うバーベーキューアイテムや、作中で登場するバーベキューメニューを再現したレシピなども紹介する。 志田さんは「主人公の千尋のように週末に遊びに行くときにも、伏見さんのように長めに滞在するときにも、楽しめる一冊。地元の人にも浜松の魅力を再発見してもらえれば」と話す。 価格は1,650円。全国の書店やネット書店でも販売する。
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