大の里 新年初稽古で故郷・石川にエール「自分の相撲で元気になってくれれば」
大相撲の大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が2日、茨城県阿見町の同部屋で新年初稽古を行った。 年末年始が休みだったため4日ぶりの稽古。基礎中心に汗を流し、幕下以下に胸を出した。 大関2場所目の初場所(12日初日、東京・両国国技館)に向け「基礎、基本にたくさん時間を使った。下半身をしっかり使って稽古して頑張りたい」と意欲を見せた。 石川県出身で元日は能登半島地震の追悼式典などをニュースで見た。「1年たっても大変な状況だと思うし、自分の相撲で元気になってくれれば」と故郷への思いを口にした。