男子100mで10秒44をマークした高1・片山瑛太（6月のインターハイ南関東大会）

9月27日の第63回千葉県高校新人大会（市原緑地運動公園臨海競技場）男子100m準決勝で、片山瑛太（市船橋1）が高1歴代2位タイの10秒44（＋1.8）をマークした。これまでの片山の自己ベストは8月下旬にマークした10秒52。 男子100mの高1歴代10傑をチェック！ 予選で追い風参考ながら10秒46（＋2.2）をマークすると、準決勝は自己記録を0.06秒短縮。大会記録（10秒51）をも更新した。決勝は10秒50（＋1.9）で優勝し、40秒34の大会新で制した前日の4×100mリレー（4走）に続く、2冠を達成した。 片山は昨年の全中100m王者。同年10月の鹿児島特別国体少年Bでは、当時の中学記録となる10秒54（現・中学歴代2位）をマークして優勝した。 今季は好記録が相次いでいる高1男子の100m。昨年までの高1最高は、パリ五輪代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム（東レ）が城西1年時（東京）の2014年に出した10秒45だったが、7月には清水空跳（星稜・石川）が10秒26を出して更新した。また、9月中旬には荒谷匠人（近大東広島1）が高1歴代2位の10秒44をマーク。このほかにも10秒5台前半の記録が生まれている。