大喧嘩の末、別居した夫婦が転職先で再会…関係を隠し“偽装他人”として働く2人に「はじめて見る設定」の声【作者インタビュー】
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、新川優愛さん、塩野瑛久さんのW主演でドラマ化され注目を集めている、原作・海石ともえさんの『五十嵐夫妻は偽装他人』をピックアップ。 【漫画】転職先で順風満帆だったのに…別居中の夫が転職してきて波乱の予感「じれったくて面白い」 ドラマ『五十嵐夫妻は偽装他人』は、1月8日(水)よりテレ東系「ドラマNEXT」枠(毎週水曜深夜24:30~)にて放送がスタート。U-NEXTでは、テレ東の放送より1週間早く独占先行配信されている。現在、原作はU-NEXT Comicにて電子書籍が第4巻まで発売されており、2024年12月25日(水)より第1巻が紙書籍で発売された。本記事では、原作者の海石ともえさんにインタビューを行い、創作の背景や実写ドラマ化についての話を伺った。 ■同じ会社に勤める“セックスレス夫”と大喧嘩して家出!転職先に現れたのは… セックスレス夫と大喧嘩して家出した会沢真尋。夫と同じ職場だった真尋は、同僚達の気遣いがいたたまれず、7年勤めた商社から文具メーカーに転職する。これまでのキャリアを活かし、仕事は順調。周りの社員からも“美人”と噂され、幸先の良い新生活をスタートさせた。しかし、転職して2週間、真尋にとって快適に思えた職場環境が一変する出来事が起こる。 真尋に続く職場の新メンバーとして、なんと夫の五十嵐直人がやってきたのだ――! 互いに目が合い、驚きを隠せない真尋と直人。同僚達を前に一旦平静を装ったが…周囲の目を盗み2人きりになったタイミングで、真尋は直人に「今すぐここを辞めて」と伝える。しかし、ヘッドハンティングで“次長”として引き抜かれた直人に対して、中途採用で“ヒラ”の真尋が太刀打ちできるはずもなく。夫婦であることを隠しながら、また同じ職場で働くことになってしまうのだった。 夫婦なのに赤の他人を装う“偽装他人”としての新生活をスタートさせた五十嵐夫妻。果たして、2人は離婚してしまうのか、はたまた元サヤに戻るのか――。本作には「はじめて見る設定」「こじれ方が斬新」など、“偽装他人”という設定への反響が多く寄せられている。素直になれない2人の想いの行方を漫画と実写ドラマで見守ってほしい。 ■作者・海石ともえさん「ドラマはエピソードを抜粋して心情深堀していただいている」 ――初めに、『五十嵐夫妻は偽装他人』を創作したきっかけや理由などをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか? 結婚後、互いの人間性が冷静に見えるようになる時期を乗り越えられず、別居に至ってしまった夫婦の再構築を描いてみたいと思いました。 ――実写ドラマ化の話を受けたときのお気持ちをお聞かせいただけますでしょうか? まさか、と信じられない気持ちでした。 ――実写ドラマでは、五十嵐夫妻の妻・会沢真尋役を新川優愛さんが、夫・五十嵐直人役を塩野瑛久さんが演じています。キャスティングを知った時の感想をお聞かせください。 「めっちゃぴったり!」最高だと思いました。 ――実写ドラマ化にあたり、原作の“ここは大切にしてほしい”などの要望はありましたか? 林美羽のキャラクターがお気に入りなので、単なる悪役にしないで、大切にしてほしいとお願いしました。 ――ご自身が執筆された漫画版、2025年1月放送のドラマ版と、それぞれの見どころや注目してほしいポイントをお聞かせください。 漫画はテンポよく読めるような展開重視で描いています。ドラマはエピソードを抜粋して心情深堀していただいているので、どちらも楽しんでいただければ幸いです、 ――最後に、漫画版の読者や実写ドラマ化を楽しみにしていたファンの人たちへメッセージをお願いします。 漫画のキャラクターイメージにぴったりの俳優さんたちが、魅力的に演じてくださっていますので、楽しみにしていてください。