J2大宮、レッドブル体制での新ユニホームはネイビー基調
J2大宮が9日、さいたま市内で新体制を発表し、ネイビーを基調とした新ユニホームをお披露目した。昨年9月にオーストリアの大手飲料メーカー、レッドブルが買収。Jリーグでは初めて外資企業が単独オーナーとなり、すでにクラブ名やエンブレムなどの変更が発表されていた。世界各地でサッカークラブを運営するレッドブルの下で、今季から再スタートを切る。 DJの音楽で会場のボルテージが最高潮となる中、ど派手に新ユニホームがお披露目された。元日本代表FW杉本健勇(32)は「(パンツには伝統の)オレンジも入っている。完璧なデザインになったんじゃないかな」とほほを緩めた。 新たな戦闘服はネイビーをベースに、胸にはエナジードリンクでおなじみの赤い雄牛のロゴが入った。これまでのクラブカラーだったオレンジ色は両肩とパンツ、ソックスに残された。 昨年9月にオーストリアの大手飲料メーカー、レッドブルの傘下に入り、Jリーグで初めて外資企業が単独オーナーとなった。ドイツ1部ライプチヒなど世界各地でクラブを運営。資金力だけでなく、強化策などでも相乗効果が期待される。 クラブ名は「RB大宮アルディージャ」として生まれ変わり、エンブレムなども変更された。2020年の規制緩和により、外資の参入が〝解禁〟。本格的な黒船襲来の1号となり、コマーシャルディレクターのフィリップ・ヴンダーリッヒ氏は「新たな旅路のスタート。夢の始まりです」とあいさつした。 昨季J3を制してJ2昇格。長沢徹監督は「2026―27シーズンにJ1で戦えるようにしたい。襲いかかっていきます」と闘志を燃やした。(森祥太郎)