早期に事件化し虐待が繰り返されることを防ぐ 北島町で動物を虐待から守る「どうぶつ弁護団」が講演【徳島】
JRT四国放送
11月16日、徳島県北島町で動物たちを虐待から守るために活動する「どうぶつ弁護団」による講演会が開かれました。 (どうぶつ弁護団理事長 細川敦史弁護士) 「弱いものとか物があまりちゃんと言えない人たち、物が言えない者たちと言えば動物だ、そこをフォローしていく」 北島町で開かれたどうぶつ弁護団の講演会には、徳島県内で動物愛護活動に取り組む関係者らが集まり、熱心に耳を傾けました。 2022年、兵庫県で設立された「どうぶつ弁護団」は、動物への虐待が発生した際、所属する弁護士や獣医師が刑事告発の手続きを行うなど動物たちを救う活動をしています。 理事長を務める細川弁護士は、動物虐待を刑事告発するためには事実関係をしっかり記録し証拠を確保して欲しいと話しました。 (どうぶつ弁護団理事長 細川敦史弁護士) 「虐待を発見した状態に、できる限りそのままの状態動かさない」 また大阪で、保護猫団体の代表を務める小池英梨子さんも、客観的な証拠をそろえることで警察などに事件として扱ってもらいやすくなると説明しました。 (人もねこも一緒に支援プロジェクト 小池英梨子代表) 「写真や動画で残す。専門家等の診断書があれば良い」 動物虐待が疑われる場合は、早期に事件化することで虐待が繰り返されるのを防ぐことができると、訪れた人に理解を呼びかけました。