今季最強クラスの寒波襲来 青森県内 除雪が追いつかない地域も
青森朝日放送
日本列島に今シーズン最強クラスの寒波が襲来しています。青森県内各地でも強くふぶくところがあり、再び大雪への注意・警戒が必要です。 7日にかけて気温が上がり、年末年始に降り積もった雪も青森市では一時88センチまで減ったのも束の間。 【赤平春菜記者】 「けさから青森市では雪が強まったり弱まったりを繰り返しています。道路の奥のほうを見ますと、ご覧のように視界が真っ白で見通しが悪いです」 日本列島に今季最強クラスの寒波が襲来。青森県内は冬型の気圧配置や強い寒気の影響で、津軽を中心にふぶく時間帯もありました。 県内各地の午後5時現在の積雪は、青森で103センチ、五所川原で80センチ、弘前で77センチなどと、平年の2倍以上となっています。 市民にも深刻な影響が続きます。 青森市幸畑の住宅街では、除雪がほとんど入らず、悪路の中、車や歩行者がお互いに道を譲り合っていました。 また、雪でスタックする車を付近の住民が助けに入る場面も。 【付近住民】 (Q.スタック車の救助)「今年に入ってもう2回か3回ありますね」 (Q.何が一番大変)「いたるところで動けない車があるので、通勤とかでも大通りに出るまで結構時間がかかる」 (Q.これから寒波)「(ため息…)やるしかないですよね、雪かきしていくしかないですよね、生きるためなんで」 青森地方気象台は、8日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となるため、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意を呼び掛けています。