年賀はがき“14年連続減少” 発行枚数は環境配慮などで10億7000万枚に 年賀はがきの値上がりで街の人は
テレビ山口
きょうから11月。新年に向けた準備です。来年用の年賀はがきの販売が、きょうから始まりました。今回から年賀はがきが値上がりましたが、影響はあるのでしょうか。 【写真を見る】年賀はがき“14年連続減少” 発行枚数は環境配慮などで10億7000万枚に 年賀はがきの値上がりで街の人は 山口中央郵便局では、販売初日のきょう、特設売り場を設置し、年賀はがきの受け渡しを行いました。 来年の年賀はがきは全部で8種類です。 絵入りのものは来年のえと・へびにちなんで全国版は「宝袋と蛇」。 県版は、錦帯橋となっています。 20枚購入した男性 「普段がどうしても、LINEとかメールで、携帯端末で過ごすのを、年に一回、年賀状というのは毎年続けている中で、もらうとすごく嬉しいというのもある」 毎年、年賀状を書くことを大切にしている人もいる一方で、発行枚数は減り続けています。 年賀はがきの全国の発行枚数は10億7000万枚で、去年より約4億枚少なくなりました。 SNSの普及や環境への配慮などにより14年連続の減少です。 さらにこんな変化も… ■年賀はがき63円→85円に値段が上がりで街の人は 記者 「年賀はがきは今年、63円から85円に値段が上がりました。街の人は年賀状どうするのでしょうか」 20代女性 「(送るのは)10枚弱くらいです」 「個人的には減らしたくない、書き続けたい。(値上がりは)痛いですけど」 60代男性 「(送るのは)今80枚くらいですね」 「(値上げは)やむを得ないと思う。だからといって枚数を減らすことまでは考えていない」 30代女性 「(送るのは)親戚に15枚とかそれくらい」「(値段が)上がったのはしょうがないので、変わらず出す」 値上げしても「出す枚数は変わらない」と答える人がいる一方ー 30代女性 「(送るのは)友達に10枚から15枚くらいです」「出す量は減らそうかなと思います」 20代男性 「来たら出そうかなというのはある。でも自分からは送らない」「いっぱい来たらいっぱい返さないといけないので、(値上げは)痛いかなと思う。上がらないにこしたことはない」
「出す枚数を減らす」という人もいました。 このような状況を打開しようと、郵便局は、年賀状と共に「選べるギフト」を送ることができる「POST(ポスト)&GIFT(ギフト)年賀はがき」を販売するなど、工夫を重ねています。 山口中央郵便局・窓口営業部・吉野守部長 「手紙を書く文化というのは、我々としても継承して、発展させていきたい。この機会に年賀状をご利用いただければと思う」 年賀はがきの受け付けは、来月15日からです。郵便局では、元日に届けるために、来月25日までに出すよう呼びかけています。
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