「パテックフィリップ TWENTY~4」服部今日子(Pace ギャラリー/副社長)──特集「これが私の一生モノ時計」
パリ五輪の金メダリストからファッション業界人まで各界の時計好きが愛用している一生モノを公開。Pace ギャラリーの服部今日子は、パテックフィリップの TWENTY~4を選んだ。 【写真を見る】服部今日子が選ぶ“次の一生モノ時計”は?
服部今日子 KYOKO HATTORI 東京大学卒業後、大手コンサルティングや金融サービスを経て2016年からフィリップス・オークショニアズ日本代表。24年「Pace ギャラリー」の副社長就任。 PATEK PHILIPPE TWENTY~4 活動的な現代の女性のために1999年に発表されたパテックフィリップのTWENTY~4。このプレステージ溢れるレディスウォッチを発売してすぐ購入したのは、国際的なアートギャラリー「Pace ギャラリー」で副社長を務める服部今日子。「一番しっくりくる時計」と魅力を語る。 朝の6時に起きて海外からのメールに対応し、日中は展覧会巡りや顧客とのアポイントをこなし、夜はパーティや会食に─そんな多忙を極める服部の毎日は、まさにTWENTY~4がイメージする活動的な女性の姿そのものだ。 「犬を散歩させる際のカジュアルから、夜に着用するドレススタイルまで、TWENTY~4はすべてのシーンに対応してくれるんです。あとでゴールドのモデルを買い足したくらい気に入っています。名前の通り、常に一緒にいる時計ですが、20年経っても飽きないってすごいですよね」
服部今日子が選ぶ“次の一生モノ時計”は?
「今、新品で購入することができる次の一生モノ時計の候補は?」の問いに、服部今日子が答えた。 パテックフィリップのTWENTY~4を毎日のように使っている服部が、「もし仕事のスタイルが変わって少しペースを落とす日が来るとしたら」という前提付きで選んだのは、カラトラバだ。 「丸型のケースで、一番シンプルなものがいいですね。素材はイエローゴールドでオーセンティックなタイプに憧れがあります」 「または」と添えて、2番目の候補に挙げたのが、A.ランゲ&ゾーネのランゲ1だ。時計選びの基準は、いかにも本物を選ぶ目利きの力に優れた服部らしい。 「これも昔から憧れていた時計のひとつです。カラトラバもそうですが、自分で所有するのであれば、時計の歴史のなかでも源流にある、ルーツ的な存在のモデルが好みです」