【陸上】“白人初の9秒台”ルメートルが現役引退を発表 自国開催のパリ五輪前に決断
男子短距離のクリストフ・ルメートル(フランス)が現役引退を決めたことがわかった。 34歳のルメートルは、2008年に世界ジュニア選手権200mで金メダルを獲得して国際舞台に頭角を現すと、20歳だった2010年7月のフランス選手権100mで白人選手初の9秒台となる9秒98をマークして世界中の注目を集めた。 男子三段跳・テイラーが今年限りでの引退を表明! ロンドン、リオ五輪金メダリスト 翌年のテグ世界選手権では200mで銅メダルを獲得し、100mは4位。そして、2016年のリオ五輪では200mで再び銅メダルに輝いた。このほか欧州選手権100mで2連覇(10年、12年)など、欧州トップスプリンターとして活躍した。s生涯ベストは100m9秒92、200m19秒80(いずれも2011年)。 自国開催のパリ五輪出場を目指して現役を続けていたが、出場権獲得は難しい状況に。加えて、地元紙によると5月にふくらはぎに肉離れを起こしたことでその夢が断たれ、シューズを脱ぐ決断に至った。
月陸編集部