Kis-My-Ft2、ミュージックソンでの笑いあり涙ありの思い出 3年半ぶり復活『キスマイANNP』を聞いて
Kis-My-Ft2によるラジオ『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium~ラジオ・チャリティ・ミュージックソンスペシャル~』(ニッポン放送/以下、『キスマイANNP』)が、12月14日に約3年半ぶりのカムバックを果たした。『キスマイANNP』が初めて放送されたのが、2018年10月~2019年3月のことだった。当初より期間限定の番組ではあったものの、大反響につきリスナーからの声に応える形で、たびたび復活を遂げてきた番組だ。 【写真】アイドル感全開のKis-My-Ft2 今回はニッポン放送が毎年クリスマスイブに24時間生放送を行うチャリティキャンペーン『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(以下、『ミュージックソン』)が、今年で50回目を迎えるということで、2018年、2019年、2020年とメインパーソナリティーを務めたKis-My-Ft2が駆けつける形となったのだ。
「ミュージックソンといえば玉ヶ谷」いつまでも思い出し笑いができる伝説の夜
オープニングでは、さっそく『ミュージックソン』の思い出を振り返ることに。やはり、彼らにとって初めて24時間の生放送ラジオを経験した2018年のオンエアは強く思い出として残っている様子。なかでも、玉森裕太&藤ヶ谷太輔の“玉ヶ谷”コンビが下ネタで暴走した深夜帯は何度思い返しても笑えるものだった。 抑え気味に進めていた2人にブース外からスタッフの「そんなもんか?」という煽りの視線があったと言い訳をしつつ「CM中に、これはもういくとこまでいこう、2人で。怒られるんだったら、2人で頭を下げよう」と腹をくくったことを思い出す藤ヶ谷。「あのときの放送って聞くことできないじゃないですか」(藤ヶ谷)、「ある意味残らなくてよかった」(玉森)と安堵する2人だが、「下ネタを繰り出す2人に笑い転げました」というお便りも届いており、リスナーの心にはしっかりと記憶として残っているのだった。
Kis-My-Ft2内の流行語大賞は「俺も?」
また、Kis-My-Ft2とともに番組を盛り上げてきた“ケムケム”こと煙山光紀アナウンサーも合流すると年末らしく、2024年の流行語について振り返ることに。だが、ケムケムが持ってきた流行語大賞の情報は、JC・JK調査隊が選考したというZ世代向けのもの。1位から順にインフルエンサー・kemioの「ほんmoney」「おったまgetdown」、芸人・おたまじゃくし中西の「マジマジマジンガー」と発表されるも、メンバー一同「知らない~」と残念ながらピンと来ず。 むしろ千賀健永からは「JCってなんですか?」というそもそもの部分を問う質問まで飛び出すほどのジェネレーションギャップが発生。「JCは女子中学生。ジャパンカップじゃなくてね」とボケて話を広げるケムケムに、「いいですね、ケムケムとラジオやってるって感じがするな」と笑顔になるメンバーたち。そのままのノリと勢いで、流行語を使いこなそうとするも、誰も正解がわからないカオスな状態。「このブースおじさんしかいないから、誰もわかんないのにこの企画取り上げようとすんなよ!」という宮田俊哉の正論ツッコミが笑いを誘った。 ちなみに、キスマイ内で流行った言葉は「俺も?」だという横尾渉。そのきっかけは、藤ヶ谷がライブ中に「キスマイのみなさん移動です」という呼びかけに「俺も?」と尋ねて、「当たり前だろ!」「歌い出し、あんただ!」と総ツッコミを受けたことから。その後、しばらく「俺も?」というボケが流行ったそうだが、ブームは過ぎ去るもの。今では使い続けているのは横尾のみらしく最近では「俺も?」のボケに、「そうです」とマジレスが返ってくると言い、またもや笑いに包まれるのだった。