【全裸で土下座】被害の元部員が上級生2人に計440万円求め提訴し民事裁判へ 熊本県立大津高校サッカー部 上級生2人は強要罪で起訴され刑事裁判も
2022年1月に熊本県立大津高校サッカー部で、男子部員が上級生から全裸で土下座するよう強要されたとされる問題をめぐり、被害を受けた元部員の男性が当時の上級生2人に対し、計440万円の損害賠償を求める裁判を起こしていたことが分かった。 【画像】全裸で土下座を強要される
全裸で土下座を強要され撮影される
訴えを起こしているのは、熊本県立大津高校サッカー部の元部員の男性。 訴状によると、男性は高校1年生だった2022年1月に、遠征先の宿泊施設で上級生1人から「俺のあだ名を言っているようだが?」などと言われ否定したところ、上級生が土下座して謝罪するよう要求。 さらに別の上級生が裸になるよう強要し、他の部員にその様子をスマートフォンで撮影するよう指示したということだ。
上級生2人に対し計440万円求める
男性は「精神的に不安定となり、転校を余儀なくされた」などとして、元上級生2人に対し、計440万円の損害賠償を求め提訴。12月4日に熊本地裁で初弁論が開かれる予定だ。 この問題をめぐって元上級生2人は強要罪で起訴されていて、11月1日の初公判で「全裸で土下座をするよう強要していない」と、いずれも無罪を主張している。 また、熊本県教育委員会が『重大事態』と認定し、2024年1月には第三者委員会を設置し、現在も調査が続けられている。 （テレビ熊本）
テレビ熊本
【関連記事】
- 【全裸で土下座を撮影】大津高校サッカー部のいじめで第三者委が初会合 被害元生徒「いじめの背景も調査を」
- 熊本市のケースワーカーが担当する高齢女性の口座から現金5万円盗んだ疑いで逮捕「頼まれたから引き出した」と容疑否認 再発防止策提出されたばかり
- 衆院選で公職選挙法違反の疑いで熊本市の障害者支援施設の職員9人を書類送検 入所者十数人に特定候補者の名刺持たせ投票させたか
- 詐欺未遂の疑いで指定暴力団・道仁会系組幹部の男を再逮捕 SNSで『闇バイト』募集した疑いで新たにリクルーターの19歳の男も逮捕
- 「契約証書を受け取っていない」熊本中央信用金庫の水俣支店の男性職員が定期積金40万円を着服し懲戒処分 パチンコや飲食に使った
