畑芽育、作間龍斗&那須雄登&織山尚大&内田煌音“弟たち”と乗り越えた夏を振り返る【インタビュー】
■作間龍斗→内田煌音への“モテムーブ”を那須雄登が目撃 普段とのギャップに驚き
――それぞれ個性的なキャラクターを演じていらっしゃいますが自分と似ているところ、違うところはどこですか。 畑:集中すると、そのことに一生懸命になっちゃって、周りが見えなくなるところ。糸ちゃんは本当に頑張り屋さんでひたむきな女の子なのですが、私も比較的やると決めたことは最後まで成し遂げたい人間なので、そういうところはすごく近いかな。逆に違うところは、糸ちゃんはご飯を作るのがすごく上手なんですけど、私あんまり得意じゃないので、糸ちゃんの器用な部分はすごいなって(笑) 作間:僕も源と同じ長男なのですが、ここまでたくさんきょうだいはいない。源はすごく家族想いで弟たちのことを考えているんですけど、僕自身はそうしたいなって思うところ止まり。妹がいるので、妹のことや親のこともいろいろ考えたいけど手が回らないなってところで止まってしまうので、源はそこをちゃんと実行していてすごいな、と思います。 那須:洛は一見真面目で冷静なキャラなんですけど、次男っぽいというか自由気ままなところもあるなって。そこは僕もちょっと似ているところがあります。やることはやるけど、ほどよく適当みたいな(笑)。そういうところはすごい似ているかなと思います。あと、僕はコンタクト派なのでそこは違いますかね。 織山:柊くんは自分の部屋にいることが多くて、ずっとフードかぶっているんですよ。僕も結構プライベートでフードかぶっていることがあるんですけど、大阪のマネージャーさんから大バッシングを受けました(笑)。フードをかぶっていると『顔が見えないから顔を見せなさい』って。なので意気投合というか、原作漫画を読んでいて『あ、俺じゃん!』と共感しました。逆に似てないところは、柊くんはすごくゲームがうまいので、劇中で繰り広げてるプレーがすごすぎて…。自分は、絶対にこんなふうにできないだろうな、と。 内田:やっぱりポンコツなところ。 畑:それ、ずっと言ってますよね?(笑) 内田:あと類くんは真面目で、僕は真面目なところもあるけど、すぐに『嫌だ』って言うところがあるので、ちょっと違うところなのかな…? ――皆さん、すでに本物の姉弟のように仲良しですが、撮影を通して知ったお互いの意外な一面はありますか。 畑:私は最初、織山さんのことが、すごく怖かったんです(笑)。話しかけづらい、というか、1枚バリアがあるような印象で、でもやっぱり弟役ですし、どうしたものかな…と思っていて。ある日、織山さんと長く一緒にいるシーンがあって、そこでしゃべりかけてみると意外とただの照れ屋さんなのかなと思いまして。思春期の弟にしゃべりかけているような感覚になって、ちょっとずつお話できるようになりました。 ――その関係性の変化は劇中と似ていますね。 畑:そうですね、だいぶ近いなと思います。 織山:畑芽育さんが『普段、どういう感じで過ごしているの?』と休憩時間に聞いてくださるんですけど、『あ、おんなじ、おんなじ』って“似てるよムーブ”してくるんです。 畑:いいじゃないですか!共通項を探してたんです(笑) 織山:なにを答えても『私と同じやん!』みたいな(笑)。優しい人なんだなと思いつつ、ダンスのこととか褒めてくださって、メイクさんとかいろんな近くにいる大人に『見てください!見て見て!』って(笑)。僕は柊くんの部屋に閉じこもって逃げてました(笑) ――那須さんはいかがですか。 那須:撮影中に成田家でのセット転換があって、俺と作ちゃんが話していて後ろに煌音がいて、煌音の後ろをスタッフさんが通ろうとして。作ちゃんが煌を『こっちおいで』って引き寄せて…作ちゃん、モテムーブしてるなって。俺が初めて見た作間龍斗でしたね。 作間:年下は絡むことがあまりないからね。 那須:普段一緒にご飯も行くんですけど、作ちゃんは宇宙人みたいな人で『なにを考えているんだろう?』みたいなタイプだったから、すごく面倒見がよくて、めちゃくちゃお兄ちゃんしている姿がいいな~と思いました。 内田:織山くんと芽育ちゃんがシーンを撮っている時に、作間くんと那須くんとご飯を食べに行きました。いつものテンションと違う作間くんと那須くんを見ることができて、楽しかったです。