【米BC】ウシュバテソーロが出発 昨年5着のリベンジへ高木登調教師「昨年と違って直行で行ける」
[GⅠブリーダーズカップクラシック=2024年11月2日(日本時間3日)3歳上、デルマー競馬場・ダート2000メートル] 昨年のドバイワールド覇者ウシュバテソーロ(牡7・高木)が22日午前、米GⅠブリーダーズCクラシックに向けて出発した。成田国際空港から、ブリーダーズC諸競走に参戦する他の関東馬と同じ便での輸送。 「20日に最終追いをしましたが、1回使って反応が良くなっていますね。前走の日本テレビ盃(2着)はああいう馬場が得意ではない中で37秒台の脚を使えていますから、前哨戦として悪くない内容でした」と高木調教師。続けて「昨年(サンタアニタパーク)と違って直行で行ける分、楽ですし、向正面スタートはドバイと一緒ですから。調教もしやすそうですね」と明るい見通しを口にした。 5着に終わった昨年は、ゲートの仕様の違いや環境の変化に馬が神経質になってしまった面があったという。昨年2着のデルマソトガケ(牡4・音無)、ケンタッキーダービー3着のフォーエバーヤング(牡3・矢作)など日本勢も強力なライバルとなるが、ドバイに続いて米国でも日の丸を掲げることができるか。
東スポ競馬編集部