浦和競馬場で重賞9勝馬スピーディキックの引退式、御神本騎手「心に残る馬になりました」
12月30日の東京シンデレラマイル(3着)がラストランとなった重賞9勝馬スピーディキック(牝6=藤原)の引退式が10日、浦和競馬場で行われた。 数々のレースで手綱を取ってきた御神本騎手は「心に残る馬になりました。有終の美を勝利で飾ることはできなかったけど、次の勝利はスピーディの子に託したい」と感謝しながら子の活躍に期待。藤原師は集まった多くのファンを目にして「こんなに多くのファンに愛されているんだと改めて感じました。オーナーとスピーディにいろんな挑戦、経験をさせてもらいましたね。いい子を産んでくれれば」と感謝。今後は生まれ故郷の熊谷牧場で繁殖牝馬となる。