3キロの米俵を担いで走る“米俵マラソン” 完走者には3キロの新米が贈られる 長野
重さ3キロの米俵を背負ったり担いだりして走る「飯島町米俵マラソン」が24日、長野県飯島町で開かれた。弥生時代から稲作が盛んだったと言われる米どころの町をPRしようと始まり、今年で12回目。県内外から集まった約480人が、晴天の下で爽やかな汗を流した。 【写真】仮装をして走る参加者
距離5キロと10キロの一般の部と、俵を持たない小学生以下の「ちびっこマラソン」の3種目を設定。人気キャラクターの仮装をしたり、歯が1本の高げたを履いたりと、個性的なランナーが多く、沿道からは声援が飛び交った。
米俵は、わら細工製造の「わらむ」(同町)が製作。完走者には運んだ重さと同じ3キロの新米が贈られ、各種目の1~3位にはみそやそばなどの景品も用意された。
競走馬を擬人化した人気ゲームのキャラクターの姿で完走した松本市の松沢佑斗さん(27)は「出走前は寒かったけれど、今はぽかぽか。地域の方が応援で盛り上げてくれて楽しく走れた」と笑顔を見せた。