コンビニの店長の年収ってどれくらいですか? ボーナスも支給されるのでしょうか?
みなさんの中には、コンビニエンスストア(以下コンビニ)の店長の年収がどれくらいなのか気になる方もいるでしょう。 コンビニの店長といっても、いくつかのパターンに分かれており、それぞれ年収に違いがあるようです。 そこで今回は、コンビニの店長の平均年収や店長の仕組みを解説します。今よりも収入を上げるための方法もご紹介しているため、参考にしてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
コンビニの店長の年収
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、コンビニの店員の平均年収は361万円となっています。この年収は店長を含む従業員の平均なので、厳密な店長のみの年収は前後する可能性があります。 国税庁が公表している令和4年の民間給与実態統計調査では、民間事業所に勤務する方の平均年収は458万円とされているため、比較すると100万円程度低い傾向にあるようです。 年齢別での年収の推移を確認すると、45歳ごろまで上昇傾向にあり、最も高い年収で409万円6400円とされています。 ちなみに都道府県によっても年収が異なり、東京都のコンビニの店員の平均年収は390万2000円と全体平均よりも30万円程度高くなっています。
コンビニの店長の仕組み
コンビニの店長には、以下のようなパターンがあるようです。 ●オーナー兼店長 ●雇われ店長 オーナー兼店長とは、直営店ではなくフランチャイズ店の経営もしながら自ら店長としても店頭で働いている方のことです。オーナー兼店長は、自分の店舗の売上により給与や年収が大きく左右されやすいため、努力次第では大きく稼げる可能性があるでしょう。 雇われ店長には、本部から正社員として任命された方と、フランチャイズオーナーから雇われている方の2つのパターンがあります。 本部から任命されている方は、おもに直営店で勤務し、大手企業であれば各種手当やボーナスなども支給され、福利厚生も整っているケースが多いでしょう。 一方で、フランチャイズオーナーから雇われている方は、オーナーの考えやお店の方向性による待遇面の差が大きいようです。フランチャイズオーナーからの雇われ店長として働く際は、就業規則や手当、昇給などの待遇面の事前確認を推奨します。