徳島市の市立中学校の制服に共通のブレザー導入へ 詰襟やセーラー服はそのままで新たな選択肢に【徳島】
JRT四国放送
徳島市は、全ての市立中学校の制服に共通のブレザーを導入することを明らかにしました。 導入は2027年度からです。 徳島市教育委員会によりますと、これまでの詰襟やセーラー服はそのままに、共通のブレザーを新たに選択肢として増やす方針です。 検討されている制服は、夏はポロシャツかワイシャツを、下はスラックスやスカートを生徒が選べるようにします。 またベストやカーディガンで温度調節ができるようにすることや、ネクタイやリボンなどで学校の区別ができるよう合わせて検討するということです。 価格設定は、現在の制服を上回らないものを目指します。 全国で制服の見直しが進む中、徳島市教育委員会は中学生や保護者、教員へのアンケートで、制服の見直しを求める回答が約7割を占めたことを受けて、導入を決めました。 ブレザーを実際に採用するかどうかは、各学校の校長が判断することになります。 徳島市は2024年度中にデザインの提案を受け、中学生の意見を踏まえながら2025年9月の決定を目指します。