熱田神宮前の再開発に密着 名鉄神宮前駅のそばに新しい商業施設 熱田エリアが抱える大きな課題も【大石が聞く】
■建物には随所にこだわりが… そして“長屋”にした理由は さらに、隣のこちらには… (大石アンカーマン) 「杉材と黒とシルバーを基調として、この照明も和の雰囲気満載で…」 (名古屋鉄道 まちづくり推進部 後藤俊幸 課長) 「もう少しゆっくりしていただける店も、こちらでは進めている」 愛知県産の木材を使った建物には随所にこだわりが。 (エイトデザイン 水谷寛太 マネージャー) 「天井と床も黒で仕上げている。飲食店も入るので、夜のにぎわいも含めて面白いデザインに設計している」 平屋建てとあって、駅一体型の商業施設としては小さ目ですが… (大石アンカーマン) 「ビルにもできたと思うんですよ。ビルにせずに長屋にした理由って何でしょう?」 (名古屋鉄道 まちづくり推進部 後藤俊幸 課長) 「長屋は昔ながらだが、地域のつながりを大切にするものだった。我々の施設も地域とのつながりを大切にする施設にしたいと思って長屋に」 (大石アンカーマン) 「高層ビルにしちゃうと、そこだけで完結してしまう可能性があるってことですか」 (名古屋鉄道 まちづくり推進部 後藤俊幸 課長) 「そうですね」 果たして新たな地域のランドマークになるのか。 街で聞いてみると… ■「きよめ餅」も名鉄の新施設には刺激を受け… (大石アンカーマン) 「熱田神宮の目の前にあるのがこちら、熱田名物『きよめ餅』。 熱田参りに『きよめ餅』と言うくらい、切っても切り離せない関係です」 こしあんを羽二重餅で包んだ「きよめ餅」。 (大石アンカーマン) 「熱田神宮は庭みたいな感覚でしたか」 (きよめ餅総本家 後藤尚子 取締役) 「庭と言いますか、毎日参拝させていただいている」 熱田神宮前に2店舗を構え、伝統を守り続けてきましたが、名鉄の新施設には刺激も受けています。 (きよめ餅総本家 後藤尚子 取締役) 「差別化できるような、食べ歩きもやっていきたい」 (大石アンカーマン) 「いまきよめ餅は、一個ずつバラ売りはしてないんですか?」 (きよめ餅総本家 後藤尚子 取締役) 「そうなんです。いましてないんです」 (大石アンカーマン) 「これからはバラ売りもしていく?」 (きよめ餅総本家 後藤尚子 取締役) 「そうなんです」 (大石アンカーマン) 「いいですね。このあたり食べながら…」