バルサ退団のS・ロベルト、セスク率いるコモ加入が濃厚に!…2年契約を締結か
昨シーズン限りでバルセロナを退団したスペイン人DFセルジ・ロベルトがコモへの加入に近づいているようだ。21日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。 現在32歳のS・ロベルトはバルセロナのカンテラ出身で、2013年にトップチーム昇格を果たした。本職とする中盤に加えて左右のサイドバック(SB)もハイレベルにこなすユーティリティープレーヤーとして確固たる地位を確立すると、2023-24シーズン終了までに公式戦通算373試合の出場で19ゴール43アシストをマーク。数々のタイトル獲得に貢献し、昨年夏にはチームのキャプテンに就任した。 そんなS・ロベルトはバルセロナとの契約が今年の6月30日をもって満了に。一部では再契約の可能性も報じられていたが、現地時間11日に自らの公式X(@SergiRoberto10)を更新し、カンテラ時代を含めて約18年間を過ごしたクラブからの退団を正式発表。2024-25シーズンの開幕が目前に迫るなか、現在はフリーの身となっている。 一部ではセビージャ加入が取り沙汰されていたS・ロベルトだが、新天地はセリエAとなる可能性が高いようだ。報道によると、昨シーズンのセリエBを2位で終え、21年ぶりのトップリーグ復帰を果たしたコモが同選手の獲得に動いているとのこと。すでに交渉は最終段階に到達しており、2026年6月末までの2年契約を締結することが濃厚となっているようだ。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、S・ロベルトのコモ移籍に関して書類の最終的な確認が行われており、間もなく契約が成立する見込みと指摘。コモが同選手の獲得を狙った背景には、トップチームを率いるセスク・ファブレガス監督の強い希望があったと伝えている。 なお、コモは今夏の移籍市場にて元スペイン代表GKペペ・レイナや元フランス代表DFラファエル・ヴァラン、イタリア代表FWアンドレア・ベロッティら実力者を獲得している。
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