浦和レッズ、サッカーボール2千個を寄贈 さいたま市役所で寄贈式「たくさん遊んで」
浦和がさいたま市内の小学校(旧浦和市、与野市)やサッカー少年団などにサッカーボール2千個を寄贈するのに当たり2日、さいたま市役所で寄贈式と感謝状の贈呈が行われた。出席した浦和のGK西川周作は「ボールを使ってたくさん遊んでほしいし、サッカーをやっていない子たちにも『ボール一つでたくさんの友達と楽しめるんだよ』ということを知ってもらいたい」とメッセージを贈った。 今回のボール寄贈は、昨年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制覇した際の優勝賞金の一部を使用した社会貢献活動の一環。浦和は、サッカー教室や選手が夢をテーマに学校で授業を行う「レッズ先生」などにも力を入れている。 ボールを受け取った市教育委員会の竹居秀子教育長は、「子どもたちにとって浦和レッズは夢であり希望。子どもが“本物”に触れた時の表情や目の輝きは違う。これからも夢と希望を与え続けてほしい」と感謝した。 歓談では竹居教育長から「次は(児童と)給食を一緒にどうですか?」という話が出た。式後に取材に応じた西川は「機会をつくってもらえたら喜んで行きたい。今の給食にも興味があるし、食べながら子どもたちとワイワイ話したり、聞きたいことに答えたりできれば僕的にもすごくうれしい。早ければ年内に実現できないかな」とトレードマークの笑顔が弾けた。 浦和は2003年のナビスコ杯(現YBCルヴァン・カップ)を制覇して以降、タイトル獲得時の賞金の一部を使い、市内小学校や中学校などにサッカーボールを寄贈してきた。今回は今秋に950個、来春に1050個の計2千個を贈る予定となっている。
【関連記事】
- 興梠が引退決断 取れなかったタイトル 浦和の監督になって取りに行くと宣言 恩師のペトロビッチ元浦和監督を目指す
- 「もう一度、価値示したい」 J1浦和に加入の原口とスコルジャ監督が会見 早速、練習試合で得点も 次のホーム戦のチケットも発券枚数増える
- 「売られたけんかは買う」が根幹…浦和サポの暴徒化問題で第三者委が提言書 公開シンポでOB阿部氏呼び掛け
- 浦和レッズ、サポ1人を無期限入場禁止に アウェー川崎戦1―3で敗れ、選手が応援エリアへあいさつに行くと…サポ1人、大旗を投げる「悔しさと憤りを感じずには」
- J3大宮の運営会社の社名が「RB大宮」に 10月1日付で NTT東日本からレッドブルへ株式譲渡 リーグ戦は29節終えて首位を独走中