「アルテタを悩ませる長年の問題を解決」必要なのは冨安だった! 左サイドでの“劇的な効果”に地元メディアが感嘆!「トロサールやライスも得点できた」
「ファイナルサードでも十分な能力を発揮」
確実に評価を高めているようだ。 5月4日に開催されたプレミアリーグの第36節で、暫定首位のアーセナルは、10位のボーンマスとホームで対戦。3-0で快勝を収めている。 【動画】冨安効果と現地メディアが評価! ライス→トロサールで奪った追加点 この一戦で、左SBで3試合連続のスタメン出場を果たした冨安健洋はフル出場。堅実な守備だけでなく、攻撃にも積極的に絡んで、攻守に貢献した。 その日本代表DFを高く評価したのが、アーセナルの専門サイト『ARSENAL INSIDER』だ。「ボーンマスを破ったとき、ミケル・アルテタ監督を悩ませてきた長年の問題の解決策として、アーセナルの一人のスターが浮上した」として、冨安の重要性を説いている。 同メディアは、今シーズンのアーセナルのビルドアップは右サイドに限定されるケースが多く、相手にとって予測可能だったと指摘。冨安が左SBに入ることで、左サイドからの崩しも可能になったと主張している。 「トミヤスが完全なフィットネスに戻り、左SBでプレーできるようになったことで、アルテタのチームは左サイドでより多くの人数を前線に出せるようになる。トミヤスはアーセナルで最も1対1に強いDFと言われているが、ボーンマス戦ではファイナルサードでも十分な能力を発揮できると示した」 記事は「日本代表選手が前を向いて動き回ることで、プレーを繋ぎ、レアンドロ・トロサールやデクラン・ライスなどが左サイドで活用できるスペースを作り出すことができた。ライスとトロサールはボーンマス戦で得点をマークした」と続けている。 「データも、2000万ポンドの元ボローニャの選手が攻撃的なプレーで非常に印象的だったと示している。『WhoScored』の統計によると、トミヤスは2本のキーパスを出し、5回の空中戦で勝利した。彼はクロスが入ると相手ボックス内で脅威となり、またオーバーラップで幅を取るため、試合を通して懸命に働いた」 攻撃での貢献も評価された冨安。コンディションさえ問題なければ、このままシーズン終了までスタメンを張るだろう。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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