テイラー・スウィフト、英ロンドン公演で「London Boy」を披露
テイラー・スウィフトがもう“ロンドン・ボーイ”を愛していないかもしれないが、英ロンドンのウェンブリー・スタジアム公演で開催地にちなんだ「London Boy」をパフォーマンスした。彼女が【The Eras Tour】でこの曲を披露するのは初となる。 現地時間8月16日に行われた公演のサプライズ・ソング・セクションで、スウィフトはロンドンのファンに“イギリス”が大好きと伝え、ファンに人気のある「London Boy」を披露した。この曲はスウィフトの元交際相手のイギリス人、ジョー・アルウィンについて歌ったものと思われている。スウィフティーズ(スウィフトのファン総称)が歓喜する中、彼女は最後のコーラスで歌詞を少し変え、「ウェンブリーで披露するのが楽しい」と歌った。 彼女は続けて、『スピーク・ナウ』の「Dear John」と『レッド』の「Sad Beautiful Tragic」という2曲のサプライズを披露した。ファンたちは、Xでこの選曲がアルウィンに対する皮肉ではないかと推測し、「私はあなたの悲しい空っぽな街の上で花火のように輝いている」や「なんて哀れで美しい悲劇的な恋愛」といった歌詞に注目した。 スウィフトは、北米で記録的な成功を収めた【The Eras Tour】を開始した2023年4月にアルウィンと別れた。その後、スウィフトはThe 1975のマシュー・ヒーリーとの短期間の交際を経て、同年夏にはカンザスシティ・チーフスのタイトエンド、トラヴィス・ケルシーとの交際を始めた。2人は現在も順調に関係を続けている。 ケルシーは、昨年夏に米カンザスシティで行われたスウィフトのコンサートに初めて観覧して以来、10回以上【The Eras Tour】に足を運んでいる。スウィフトがドイツを訪れる前に、ケルシーはオランダ・アムステルダム公演をパトリックとブリタニー・マホームズと共に観覧し、英ロンドン公演ではサプライズでステージに登場した。彼は、「I Can Do It With a Broken Heart」の冒頭で初めて【The Eras Tour】のステージに上がった。疲れ切ったスウィフトをステージ上のソファまで運び、『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』のセクションの壮大な最終幕を飾るシーンで共演した。