『上垣アナの災害遺構探訪記』フジテレビのすぐ近くで発見 関東大震災の慰霊碑を訪ねてみました【連載#1】
防災は“わがまちの災害”を知ることからー
上垣アナ: 地域にはそれぞれの個性があります。 それに応じて、同じような災害が繰り返し襲うことがあります。地震はその典型例です。 たとえば、この記事をアップした12月7日は、ちょうど80年前に、南海トラフ地震である「昭和東南海地震」が発生した日です。南海トラフ地震は、おおむね100年から150年の周期で繰り返し発生してきたことがわかっています。 みなさんが住む地域 “わがまち” で過去にどんな災害が起きたかを知ることで、防災に役立てることがきっとできるはず。 まずは、「地理院地図」と検索して、お家の近くに、「自然災害伝承碑」のマークがないか、さがしてみてください。そしてできれば、訪ねてみてください。 伝承碑をきっかけに、そこに記されていること以外にも何があったのか、私も探求心のままに、動き出そうとしています。 地域の災害の歴史にもっと注目したい…そんな気持ちで、全国の災害遺構を紹介するこの「災害遺構プロジェクト」を始めます。
めざましmedia編集部