尽誠学園13安打8点大勝 強打の智弁和歌山、初回の1点どまり 交流試合
◇2020年甲子園高校野球交流試合 ○尽誠学園8―1智弁和歌山●(17日・甲子園) 【写真特集】智弁和歌山-尽誠学園 先発は、智弁和歌山が大林、尽誠学園が変化球を織り交ぜ、打たせて取る投球が特徴の左腕・村上。 智弁和歌山は一回表、3番・宮坂のヒットなどで2死一、二塁の好機を作ると、5番・川上のセンターへのタイムリーヒットで1点を先制した。 尽誠学園はその裏、先頭・菊地のヒットなどで2死三塁の好機を迎えると、4番・仲村がライトへタイムリーツーベースを放ち、すぐさま同点に追いついた。 尽誠学園は二回裏、村上、川崎の連打などで1死満塁に。ここで菊地がセンター越えのタイムリーツーベースを放ち、走者一掃。さらに井脇、福井へと打線がつながり、2点を追加。この回5本の長短打で一気に5点を加え勝ち越した。 四回裏には、1死二塁から仲村が2打席連続タイムリーを放ち1点。さらに2死一、二塁から3打席連続となる川崎のヒットで1点を追加。尽誠学園の大量リードで試合は後半に入った。 智弁和歌山は六回にエース右腕・小林樹が4番手として登場。無失点に抑え、エースの意地を見せたが、打線がつながらず、反撃を機会を断たれた。 尽誠学園は13安打を放ち強力打線同士の一戦を制した。 ◇エース小林樹 成長の151キロ 六回から4番手で登板した智弁和歌山のエース右腕・小林樹。182センチの長身から球速151キロをマークし、エースの貫禄を示した。19年春のセンバツ、夏の甲子園でも登板した経験があるが、結果はいずれもほろ苦いものだった。尽誠学園を追いかける展開での登板となったものの、帰ってきた甲子園のマウンドで成長した姿を見せた。 ◇最終日もライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。