センバツ応援キャラクターの久慈愛さん「はつらつプレーに刺激」
第95回記念選抜高校野球大会は1日、山梨学院の初優勝で幕を閉じた。センバツ応援イメージキャラクターの久慈愛さん(17)は決勝を甲子園で観戦し「山梨学院が初めて頂点をつかめたのは今まで努力をしてきたからこそ。準優勝の報徳学園(兵庫)も、ここまで来たことに自信をもってほしい」と両校ナインをたたえた。 【センバツ応援キャラクターの久慈愛さん、甲子園で観戦】 久慈さんは、プロ野球・阪神などで活躍した父照嘉(てるよし)さんの影響もあり、プロ野球の観戦経験はあるが、高校野球は今回のセンバツが初めて。イメージキャラクターに選ばれたのを機に、球場やテレビで全試合を観戦し、感じたことをネット交流サービス(SNS)で発信してきた。「ルールに詳しくなかったのでしんどい時期もあったが、一生懸命にプレーしている姿に励まされた」という。 数々のミュージカルに出演している久慈さんだが、舞台では今でも緊張するという。「同じ年代の選手が甲子園の舞台ではつらつとプレーしていた。刺激をもらったし、私のこれからの財産にもなった」と気持ちを新たにし「高校野球は本当に青春だと思う。指導者や家族ら応援してくださる人がたくさんいる。恩返しの気持ちを込めて夏に向け頑張ってほしい。もちろん応援も続けていきます」とエールを送っていた。【中田博維】