バイデン氏再選への道、インフレがますます大きな障害に-世論調査
(ブルームバーグ): バイデン大統領が11月の選挙で再選を果たす見通しに、インフレへの根強い懸念がますます陰を落としている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の新たな世論調査で明らかになった。
FTとミシガン・ロスがまとめた最新の調査によると、80%の有権者にとって物価高が極めて重要な経済的問題となっている。バイデン氏の経済運営に対しては、58%が「満足していない」と回答。前月の55%から増加し、支持の低下が浮き彫りになった。
ガソリンや食品の高価格はバイデン氏の責任であり、好景気や強い雇用市場はバイデン氏の功績ではないというのが、有権者の見方のようだと同紙は伝えている。
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この世論調査は5月2日から6日にかけて、1003人の登録有権者を対象にグローバル・ストラテジー・グループとノース・スター・オピニオン・リサーチがオンラインで実施。誤差はプラス舞います3.1ポイント。
原題:Biden’s Re-Election Chances Damped by Inflation Fears, Poll Says(抜粋)
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Tarso Veloso