約150万円! トヨタ新型「プロボックス」登場! まさに「商用バンの皇帝」22年目のハイテク進化に反響あり!「トヨタの最高傑作!」の声あつまる
「商用車の皇帝」が進化!
トヨタは2024年4月5日、商用ライトバン「プロボックス」を一部改良し発売しました。 商用のみならず自家用車としても高い支持を受ける同車の進化について、SNSではどのような反響が見られるのでしょうか。 【画像】カッコいい! これが新型「プロボックス」です!(42枚)
プロボックスは2002年に誕生。以降フルモデルチェンジはせずとも、大規模なマイナーチェンジなど商品力を高める改良を行いながら、22年間にわたって販売され続けています。 搭載するパワートレインは、1.3リッター直列4気筒エンジンや1.5リッター直列4気筒エンジンなどガソリン仕様のみならず、商用車としては珍しいハイブリッド仕様も用意し、価格や使い方に合わせたタイプを選択することが可能。 そんなプロボックス最大の特徴は、商用車に求められる高い経済性にくわえて、使い勝手が良く広い荷室を実現している点にあります。 ボディサイズは全長4245mm×全幅1690mm×全高1525mm(2WD車)と、扱いやすい5ナンバーサイズですが、その荷室にはA4コピー用紙箱を89個積載可能。また荷室の形状が工夫されているため、1800mm×900mmサイズのコンパネ(合板)も平積みで積載することができます。 さらに業務で長時間運転するドライバーの疲労を軽減するためフロントシートの形状が工夫されているほか、運転席周辺の装備も配慮され、スマートフォンを固定できるマルチホルダーや、紙パックも入るドリンクホルダー機能付きセンタートレイ、A4サイズのパソコンや弁当箱なども置けるテーブルもインパネに採用しました。 そんなプロボックスが今回、一部改良を受けて進化した点とは、バックモニター機能を内蔵した自動防眩ルームミラー(インナーミラー)を全グレードに標準装備したこと。 これは、ルームミラーの左側にモニターを内蔵し、後退時にはそこに車両後部のカメラで撮影した映像が表示される仕組みのもので、後退時の車両後方の視認性が飛躍的に向上しました。 プロボックスは商用バンという役目もあり、「大きな荷物を積載した際には荷物が視線を塞いでしまいルームミラーで後方が確認できない」という課題がありました。 しかし今回の改良によってそのような課題が解決し、ますます安心して使える商用車へと進化したといえるでしょう。 一部改良を受けた新型プロボックスの車両価格(消費税込)は、ガソリン仕様が152万9000円から193万9000円、ハイブリッド仕様が182万8000円から205万2000円です。 ※ ※ ※ この新型プロボックスについてSNSでは、「このご時世、材料高騰で値上げが行われるクルマが多いのに、追加されたバックモニター内蔵ルームミラー分くらいしか価格が変わっていないのはかなり良心的!」と、上昇を抑えた価格設定を高く評価する声が見られます。 また、「プロボックスはトヨタの最高傑作です。収納力が本当にスゴくて、2往復しないと運べないと考えていた荷物が全部入った」「商用車って無骨なんだけど便利なんだよね。趣味に仕事に緊急移動に、維持費も安くてすごく良いよ」など、実際に業務などで使用しているユーザーからのコメントや、 「この車の長所はハンドリングです。商用車とは思えない直進安定性とコーナーでの追従性の高さ。高速道路でのプロボックスは本当に速いよ」「エンジンオイル交換と20万km毎のバッテリー点検だけで半永久的に動き続ける耐久性が凄まじい」といった基本性能の高さに驚いたという投稿も。 そのほか、「まさに“こういうのでいいんだよ”の極み」「個人的にはこういう素のクルマがカッコいい」「割り切って使える純然たる足車。さらに荷物も載る」 「たまに自家用車でカスタムしている人見ます。ブロックタイヤ履かせてるの見たらセンスいいなぁと感じました」「今のクルマにありがちな“至れり尽くせり”って作りじゃないから自分の個性が出せていいよね」など、自家用車として使用する際の魅力を語るコメントや、 「年次改良だけで十分です。商用車にフルモデルチェンジなんて必要ない」「価格が上がると乗り換えのときに買いにくくなる」 「必要以上の電動化やハイテク化はプロボックスには不要だと思います」「“働く人のクルマ”である以上、一人でも多くの営業マンや現場の人が乗れるよう、価格を抑え続けて欲しい」と、このまま入念な改良を続けながら価格を抑えて販売し続けて欲しいという多くの投稿が寄せられました。
くるまのニュース編集部