ナポリ、年俸10億円でコンテ新監督の発表が迫ると伊メディア…放出不可の選手は?
ナポリは、来シーズンへ向けてアントニオ・コンテ氏の招へいが間近に迫っているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が30日に報じた。 セリエA王者として臨んだ今シーズン、成績が低迷して指揮官が2度交代するなど苦しいシーズンを過ごしたナポリ。リーグ戦を10位でフィニッシュし、15年ぶりにヨーロッパカップ戦の出場権を逃した。 そんな中、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、チームの再建をコンテ氏に託す意向で交渉を進め、新監督就任の正式発表が間近に迫っているという。イタリアメディアは、年俸600万ユーロ(約10億円)+ボーナスなどの条件で、すでに法務担当者による手続きを残すのみとなっていることを伝えた。なお、契約期間満了前の契約解除条項は設定されていないとされる。 また、コンテ氏による新体制においてもチームの年俸総額を据え置くとみられるが、一部の選手を慰留する一方で補強を検討仕手いるとのこと。イタリアメディアは、主将のジョヴァンニ・ディ・ロレンツォとフヴィチャ・クヴァラツヘリアがコンテ氏にとって放出不可の選手であると指摘し、「ある種のオファーよりも貴重」との見解を示した。 さらに、スタニスラフ・ロボトカやアンドレ・ザンボ・アンギサ、ジャコモ・ラスパドーリ、そして守護神のアレックス・メレトもナポリ残留の見込みであることを伝えられている。 エースのヴィクター・オシムヘンは退団の可能性が囁かれているが、その後釜として「フィジカルとゴール」が期待できる「重量級のセンターフォワード」のロメル・ルカクがリストアップされているという。このほか、補強候補としてはジェノアのFWアルベルト・グズムンドソンやトリノのDFアレッサンドロ・ブオンジョルノの名前が挙げられている。