「いばらの道だぜ」でも余裕…と思ってたのに！

かえんムカデの「ひのいき」連発がキツイ！

　HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、難易度が低めの「楽ちんプレイ」、通常の難易度の「バッチリ冒険」、そして高難易度の「いばらの道だぜ」の3段階から選べます。ゲーム全体として初心者にも親切な設計になっている本作では、ファミコン版からのファンは、「いばらの道だぜ」でも「難易度が低め」と感じるかもしれません。 【画像】えっ、こんなん笑うわ！　コチラが凶悪モンスターの残念画像です（4枚） 　ところが、いばらの道であっても突き進んでいた勇者も、フィールド上に出現するザコモンスターに手こずる場面があるようです。マグミクスでは、「ファミコン世代が泣かされた『ドラクエ3』の凶悪ザコ　HD-2D版でも『全滅しかけた…』」と題して、「ピラミッド」に出現する「ひとくいばこ」に苦しんだ、というプレイヤーの声を紹介する記事を配信しました。 　記事には大きな反響があり、ピラミッドがある「イシス」地方や、その手前の「アッサラーム」で、ザコ敵に苦戦した、というコメントが多く見られました。HD-2D版では、ボス敵に多い「複数回攻撃」を、多くのザコ敵が繰り出してくるようになりました。 　イシス周辺に出現する「かえんムカデ」は、全体攻撃の「ひのいき」を吐くうえ、2回行動してきます。3匹出現したかえんムカデに何度も火を吐かれ、HPの低い後衛職はあっという間に倒れてしまいます。 　アッサラーム周辺に出現する「あばれザル」も、高い攻撃力で「つうこんの一撃」を繰り出してくるため、ファミコン時代からプレイヤーの間で「強敵」といわれていたモンスターです。アッサラーム地方へは「ロマリア」到着後、通常の攻略ルートへ向かう前に行くこともできてしまうため、低レベルで遭遇し、全滅の憂き目に遭ったトラウマを持つプレイヤーは少なくありません。 　また、「キャットフライ」も呪文を封じてくるのが厄介です。さらに、ただでさえ守備力の高い「じごくのハサミ」は「スクルト」を唱えるので、物理攻撃はほぼ通らなくなります。僧侶や魔法使いの呪文で対抗したいところですが、キャットフライに呪文を封じられてしまうと、戦闘がかなりの長期化してしまうことになります。 「ずいぶん簡単になったな……」と思いながらでプレイしていた往年のファンも、アッサラーム、イシス周辺で「初めて全滅した」「難易度を変えた」「レベル上げて装備整えなきゃ、と目を覚まされた」という例が多いようです。 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』： (C)ARMOR PROJECT／BIRD STUDIO／SPIKE CHUNSOFT／SQUARE ENIX　(C)SUGIYAMA KOBO　(P)SUGIYAMA KOBO