マンUの若手を巡って“オールドファーム”勃発? ハンニバル・メイブリをセルティックとレンジャーズが取り合う
注目の若き才能
セルティックとレンジャーズの伝統のダービー「オールドファーム」はこれまで熱い戦いを見せていたが、マンチェスター・ユナイテッドの選手を巡る移籍市場でも両クラブによる戦いが繰り広げられそうだ。 スコットランドの強豪セルティックとレンジャーズが興味を示しているのが、21歳のMFハンニバル・メイブリだ。2021年にユナイテッドでプロデビューを果たした同選手はユナイテッド期待の若手の1人ではあるが、今の所トップチームに定着するまでには至っていない。 2022-23シーズンはバーミンガム・シティへレンタル移籍を果たし、昨夏に復帰を果たすも定位置は確保できず。冬にはセビージャへ半年間のレンタル移籍を果たした。しかしセビージャでの出場数は6試合に留まり、その間のスタメン出場は1回のみ。プレイ時間も101分と、ほとんど出番をもらえないままレンタル期間を終えることとなった。 そんなハンニバルの獲得を計画していたのがレンジャーズで、英『TEAMTALK』によると、まずレンタル移籍で獲得し、その後完全移籍で獲得するかどうかの判断を下したいと考えていたという。しかし、セルティックのOBフランク・マカヴェニー氏は英『Football Insider』にて、セルティックがライバルが興味を示していた同選手を乗っ取る計画があると明かした。さらにブレンダン・ロジャーズ監督が同選手のセルティックへの移籍を説得する予定とのこと。 ハンニバルは今シーズンもユナイテッドで定位置を確保するのは厳しく、クラブも売却を容認する可能性が高いと考えられている。若き才能を巡って、スコットランドを代表する2つの強豪が争奪戦を繰り広げる可能性があるが、ハンニバルの去就はいかに。
構成/ザ・ワールド編集部