「小西真奈 Wherever」が府中市美術館で開催へ。美術館での大規模個展は初
東京都の府中市美術館で、画家・小西真奈による個展「小西真奈 Wherever」が開催される。会期は12月14日~2025年2月24日。 小西は1968年東京都生まれ。現代日本において、風景画の可能性を拡張しているひとりとして知られている。93年アメリカ・ワシントンD.Cの美術大学コーコラン・スクール・オブ・アートを卒業し、メリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アートに進学。その後、ニューヨークスクールの画家であるグレース・ハーティガンの指導を受ける。帰国後の2006年には「VOCA賞」を受賞した。作品は、神奈川県立近代美術館、第一生命保険株式会社、横浜美術館などにコレクションされている。 本展は、小西にとって美術館における初の大規模個展であり、会場では絵画約100点(油彩画約80点、鉛筆・水彩画約20点)を展示予定。VOCA賞を受賞した2点の作品や、コロナ禍の時期に描かれたという自宅周辺の風景など、2000年代の代表作を精選。近作から新作に至るまで余すところなく紹介する機会となる。