モデル・雅姫さんの「50代を迎えての変化」。自分だけの時間をもつために大切にしていることとは
モデルとして、自由が丘のショップ「ハグオーワー」「クロス&クロス」のオーナー&デザイナーとして、長きにわたり活躍している雅姫さん。 【写真】雅姫さんの大切な家族 ショップは25周年を迎え、パーソナルマガジン『MASAKI』(扶桑社刊)も3号目を迎えるなど、アクティブな活躍を続けています。その活動に共感してか、Instagram(@mogurapicassowols)のフォロワーは約23万人にも。ここでは、50代を迎えた雅姫さんに、すてきなインテリアのヒント、暮らしの変化、家族との関係について、お話をお聞きしました。
雅姫さんインタビュー。「ときどき“なにもない日”をつくるように心がけています」
同じ借家に長年暮らしているのに、ちょっとした模様替えでいつも新鮮なインテリアを見せてくれる雅姫さん。そのつど暮らしながら直し、借り住まいでもできる範囲で改装してきました。 「私の場合、キッチンにいる時間が長いこともあり、そこをいかに快適な空間にするかがいちばんの課題でした。床を貼り直したり、棚や窓をつけ、塗装を塗り替えたり。腑に落ちない点を解決し、居心地よく、見た目にもかわいい場所にすべく、手をかけてきました」
●小さなことに楽しみを見つけ、自分をご機嫌にするインテリア
改装という大きな模様替えのほかに、小さな気分転換も欠かしません。 「たとえば棚の配置を変えたり、棚に入っている食器を全部出して入れ替えたり。そんなこともリフレッシュになります。私はしまい込むと使わなくなるタイプなので、手前のものと奥のものを入れ替えて、ガラス越しに見える器の風景も楽しんでいます」 若い頃はヨーロッパのアンティークが好きだったのが、少しずつ和のテイストにも興味が湧いて、今は和洋折衷。そういう年代ごとの変化も受け入れ、“隠してスッキリ”ではなく“見える楽しみ”を重視しています。断捨離とも無縁。本や食器も整理しなくちゃと全部出してみたけれど、あまり処分するものがなく、元に戻したそう。 「いきなり大きな模様替えはできなくても、玄関のコーナーとかベッドまわりとか、自分の好きな場所を整えるだけでも気分が変わるのでは?」と雅姫さん。次は寝室の快適性アップを目論んでいます。