「一方的に示され遺憾」辺野古本格工事8月通告に沖縄・玉城デニー知事
沖縄県の玉城デニー知事は21日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、防衛省が8月1日以降、大浦湾側の海底の軟弱地盤を改良する本格工事に着手すると県に通告したことに対し、「いまだ協議が整っていない中、工事の着手予定日が一方的に示されたのは遺憾だ」と不快感を示した。 計画では約7万本のくいを海底に打ち込む。本格工事入りを巡って県と協議中だったが、防衛省は今月18日、メールで県に通告していた。 玉城知事は「工事を着手しないよう(防衛省)沖縄防衛局に引き続き求めていきたい」と強調した。