実写『はたらく細胞』“脳筋キャラ”にぴったりなのは? 個性的なキャラクターたちの配役を予想
擬人化した細胞たちの日常を描いた実写映画『はたらく細胞』が、2024年12月に公開されることが明らかになった。さっそくメインキャストが発表されるなか、ファンのあいだでは他のキャラクターたちの配役にも注目が集まっているようだ。そこで本稿では、それぞれの役柄にぴったりだと思われる俳優たちの候補を考えてみたい。 【関連写真】映画【推しの子】齋藤飛鳥らのスペシャルビジュアル 『はたらく細胞』の原作は2015年から2021年にかけて『月刊少年シリウス』に連載された人気マンガ。TVアニメ化もされており、単行本の累計発行部数は1,000万部を突破している。“体内細胞”の擬人化ストーリーで、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など、体中で働く細胞たちを主役として、知られざるドラマを描いていく内容となっている。 今回の実写映画では、新米のドジっ子運送屋・赤血球(AE3803)役に永野芽郁、ウイルスや細菌を駆除するクールガイ・白血球(好中球・U-1146)役に佐藤健が抜擢された。とくに佐藤は白血球の特徴である“白塗りメイク”をお披露目しており、原作再現度の高い実写化になることを予感させる。 今のところキャストが発表されているのは主人公2人だけだが、他にも多くの個性的なキャラクターが登場するのが同作の魅力。なかでも期待せざるを得ないのは、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を殺すキラーT細胞の班長役だ。 作中に登場するキラーT細胞はいずれも体育会系で、武闘派ぞろい。とりわけ班長は筋骨隆々な肉体をしたいわゆる“脳筋キャラ”で、非力な細胞に対しては粗暴な言動を浴びせる場面もある。そのイメージを表現するためか、TVアニメ版では『デュラララ!!』の平和島静雄役や『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎役を始めとしたパワー系のキャラクターに定評のある声優・小野大輔が声を担当していた。 実写版でも似た傾向のキャスティングになるとすれば、そこで名前を挙げるべきはやはり鈴木亮平だろう。鈴木といえば俳優界でも屈指の肉体美を誇ることで知られており、今年4月にNetflixで公開された実写映画『シティーハンター』では冴羽リョウ役として、その美ボディをフル活用。ほぼ全裸で挑んだ“もっこりダンス”も大きな話題を呼んだ。 肉体面だけでなく、いい意味で暑苦しいキャラクターに向いているのも役者としての魅力で、『HK/変態仮面』や『俺物語!!』といった実写化映画を成功させてきた実績がある。『俺物語!!』では役作りのために約30kgも増量させて撮影に臨んだという逸話もあるので、もしキラーT細胞役にキャスティングされたなら、誰もが納得するようなルックスに仕上げてきてくれそうだ。