「イソフラボン」は更年期症状や骨粗鬆症の対策、若さとキレイを底上げ!と、いいコトづくめ。でも、気をつけてほしい唯一の注意点とは
イソフラボンの効果的な摂取方法
イソフラボンの日常摂取量は、15~22mg/日です。 前述したメリットを実感しやすくするには、40~45mg/日ほど摂取するといいでしょう。 ただし、食品安全委員会「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」では、イソフラボンの安全な摂取目安量の上限値は70~75mg/日とされています。 イソフラボンを摂る場合は、上限値を超えないように気をつけましょう。 以下では、イソフラボンの効果的な摂取方法をご紹介します。 【1】食べ物からの摂取 イソフラボンは、豆腐や納豆、豆乳、みそ、しょうゆなどの大豆製品に含まれています。 食材に含まれるイソフラボンの目安量は、豆腐1丁(300g)に約80mg、納豆1パック(45g)に約35.5mg、きな粉大さじ1(6g)に約9.6mgです。 大豆をそのまま食べられる食材を選ぶと、効率よくイソフラボンを摂取できます。 【2】サプリメントから摂取 日常的に大豆製品を食べることが少ない方は、サプリメントを活用しましょう。 ただし、特定保健用食品としてのイソフラボンの場合、日常の食事で大豆食品を摂取していることを前提に、安全な上乗せ摂取量の上限値は30mg/日(アグリコン型として)です。 1日の上限量を超えないように気をつけましょう。 イソフラボンのサプリメントを選ぶなら、分子が小さく吸収効率がいい「アグリコン型」がおすすめです。 つづきの【後編】では、女性ホルモンを整える漢方薬ってあるの? イソフラボンで若々しさを保つには?…についてお伺いしました。
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