松本人志さん単独取材の芸能記者が明かした“取材の舞台裏”『何をやるにしても最初は浜田と二人でやりたい』
■相方・浜田雅功さんについて…
松本人志さん:「ダウンタウンチャンネル(仮)」をやるということで、浜田とも話をしました。直接会ったのは、2~3回だったと思います。 今回のことで「ごめん、ごめん」みたいなことは言いましたけど、別に何のクレームも言ってこなかったです。 浜田も忙しいですし、これ以上に新しいことを始めるのも大変かもしれません。だけど、どんなジャンルであろうが、何をするんであろうが、とにかく一発目は浜田と二人でやりたい」 Q.コンビにしか分からない距離感というのがありますね。 芸能ジャーナリスト・中西正男さん:僕は芸能記者なので、芸能活動やエンターテインメントの部分をどう考えているのかの話を伺うに際して、相方さんに対してどう思っているのかは絶対に聞かないといけない領域なので。コンビで相方のことを言うって独特の照れくささとか、独特の言いにくさがあったりしますが聞かなければいけないと思い、僕も出力を高くして聞きました。 芸能ジャーナリスト・中西正男さん:松本さんもだいぶ言葉を選んでいるように感じました。浜田さんには浜田さんのことがあるから、俺がやりたいから浜田がここに付き合わないといけないわけでもないし、でも、やるんだったら浜田と。その中ですごく迷いながら言葉を絞り出すようにここから先、どんな形のものをするかここから決めていきますけど、ただ、何をやるにしても、最初は浜田と二人でやりたいと思いますとおっしゃいました。 芸能ジャーナリスト・中西正男さん:松本さんが『浜田と二人でやろうと思います』なんて、そんなストレートに相方さんとのことをしゃべるなんて、僕にとっては意外というか、そんなストレートな言葉遣いされるんだと、松本さんの顔を二度見するぐらいに、その言葉遣いにびっくりしましたし、取材の場なのにそれを文字に、自分の口からしたことに浜田さんへの想いがあったように感じました。
■「今、“売れてない”と認識なんだろうなと。また“更地に戻った”と思っているんだろうなと強く感じた」
松本人志さん:「変な仮定ですけど、今年が普通の2024年だったら、なんとなく2~3年でこの仕事を辞めていたと思います。現状に何となく満足しているような感じになって、2~3年で区切りをつける。 実際、辞める算段というか、完全にゼロにはならないかもしれないけど、番組を整理して、こんな流れで…ということは考えていました」 芸能ジャーナリスト・中西正男さん:軽々に言えることではないけど、この1年に色んなことがあって、松本さんの内面とか考え方とか色んなことが変わったということの表れだと思います。 松本人志さん:「ただ、このまま終わる気はないです。よく『大阪芸人は2回売れないといけない』と言われてきました。大阪で売れて、そこからまた東京で売れないといけない。 僕は3回売れないといけない。今までの“売れる”とは違うのかもしれませんけど、ここから3回目を目指そうと思っています。 もう1回売れるためにやる。来年はそんな年になると思っています」 芸能ジャーナリスト・中西正男さん:もう1回売れないといけないということは、逆に言うと今、“売れてない”と認識でいらっしゃるんだろうなと。“売れない”というか、また“更地に戻った”と思っているんだろうなと強く感じました。 芸能ジャーナリスト・中西正男さん:今回のことによって2回売れたけど、またもう1回ゼロに戻ってる、だからここからもう1回、3回目の“売れ”を作らないといけないという決意というか、過不足ない自分の現状みたいなことを認識しているのではないかと、その覚悟を感じました。 何となく過去の名前でやっていくのではなく、もう1回ゼロから芸人さんが売れるようなことを、1からしなければ自分のこの先がないと思っているから、3回目という言葉が出てきたのだと思います。 最後に中西正男さんがインタビューで強く感じたということが「松本さんの考えていることの根底に、ファンの存在がある」と語った。 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2024年12月25日放送)
関西テレビ
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