声優・芹澤優がMOTSUの一言に「一生新しい何かを掴んでいけると思った」
ここを頑張れたら、未来が変わるはず!
――ソロ活動に加えて、声優として出演作も増え、i☆Risのツアーなど、特に忙しい1年だったと思いますが、しんどいときに自分を奮い立たせるスイッチはあるのでしょうか。 ありがたいことに、今年は忙しすぎてあんまりいろいろ覚えてない……。ただ、ぜんぜん奮い立ってない日もあるんですよ。みなさんの目に触れる場面では、くじけてる姿を見せることはないけど、ひとりでくじけてることはあります。 スタッフさんやファンのみなさん、家族が支えてくれて、なんとか頑張れてるだけ。本当に恵まれてると思います。少し前にも私が家にいないタイミングに、母が掃除をしてご飯をつくって帰ってくれて、私がもう無理……ってなってるときはマネージャーさんが飲み物を差し入れてくれて。i☆Risのリハーサルとかでも、ごめん今日は本当に元気出せないって日はほかのメンバーが頑張ってくれる。 ダンスリハとか半分寝たままやって、本当に誰とも目が合わない日もあります。鏡とダンスの先生と自分しか目に入らない、みたいな。でもそこでみんなが逆にほっといてくれる優しさがしみますね。 ――特に忙しかった時期はいつごろですか? う~ん。夏にフェスとツアーとリリース周りの活動、SoLaMi♡SMILE(by TVアニメ『プリパラ』)のライブ、あとまだ世には出せないアフレコの準備……。そのあたりがかぶったときは大変だったかもしれないですね。 特にこの業界は発表できるのがすごく先の仕事が多くて、来年放送の『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』で演じるキャラクターが関西弁なので、その練習もなかなか大変で。特に私はセリフ覚えを安心できるまでやりたい派で時間がかかるけど、今は効率より確実性を大事にしていこうと思っています。 夜の仕事が終わって家に帰ったあとも、眠い目をこすってセリフの練習をして、お風呂に入って寝ようとしたらもう朝……みたいな日もけっこうありました。 ――ここ最近のお仕事の質が、今後のキャリアにも大きく影響する予感があるんですね。 そうですね。ここを頑張れたら、未来が変わるはず!って気持ちでなんとか頑張ってます。もちろん今までのお仕事に手を抜いたことはないけど、さらに質を上げていきたいです。