声優・芹澤優がMOTSUの一言に「一生新しい何かを掴んでいけると思った」
ラップの掛け合いは、アフレコに似ている
――今回のラップパートでは、普段の歌声とは全く違う声の出し方だと感じました。事前にラップを聴き込んだり、練習したりしたのでしょうか。 いろいろな人から同じことを言われたんですけど、じつは特に練習とかしてないんですよね……(笑)。強いていうなら、田村ゆかりさんの「You & Me」が大好きで、中学時代には本当に擦り切れるくらい聞いていたので。 “王国民”としてDNAに刻まれるレベルでMOTSUさんのラップを聴き込んでいたのが、ここへきて仕事をしてくれたって感じですかね。 あとはK-POPのアイドル曲にラップパートがあるから、その影響も少しあるかもしれません。IVE(アイヴ)のレイちゃんのラップとか、かっこいいんですよ。 ――今後ソロやi☆Risでラップパートを担当する可能性も? やってみたいけど、ひとりだとあのテンションはつくれないかも。MOTSUさんとの掛け合いがあるからこそ、“声優魂”じゃないですけど、そっちがそう来るなら、こっちはこうだ!みたいなリアルタイムの掛け合いがあってこそなので。 ――なるほど、あのラップパートは声優現場のアドリブに似ているんですね、すごくおもしろいです。ラップと声優の両方をやっている人はなかなかいないので、その例えは初めて聞きました。 ボールをぶつけあうドッジボールみたいというか、掛け合いのノリは、アフレコに似てると思います。
ソロ活動初のお腹が出た衣装に注目
――あらためて今回のMVの注目ポイントは? 今回の衣装はお腹がガッツリ出ているんです。ソロでは初めてだから、撮影に向けて減量していたので、きれいな腹筋を見てほしいですね。 我慢していたご褒美として、撮影終わりに現場でマックナゲットを大量にウーバーイーツで注文しました! 匂いが充満して、スタッフさんも含めみんながわらわら集まってきて、この香りもDNAに刻まれてるんだなって(笑)。 ――その体型で減量すると少し心配になるのですが、体調は問題ないですか? はい、超元気です! 減量もすごい無理して頑張ってるわけじゃなくて、自分のメンタルのために、できることはやったんだという意識が大事なんですよ。何キロ痩せたからどうこうではなくて、この撮影のために私は仕上げにいくっていう気持ちというか。 撮影当日にも、これだけ頑張ってきたんだから、今日の私はかわいいに決まってる! って自信が、撮影での表情や動きに出るはず。逆に、いつもより顔が腫れてる気がするだけで気持ちがしゅんとしちゃうタイプなので。 この日のためにできることはやったぞってドヤ顔するために、いつもできることをやるって感じです。 ――クルマのドライバーを演じる『MFゴースト』の役作りのためマニュアルで免許を取ったわけですが、その後、マニュアル車に乗る機会はありましたか? じつはこの取材の前に、TOKYO MXさんのとある番組の撮影で乗ってきました! 教習所ぶりに乗るというおそろしい企画ですが(笑)、頑張ってきたので、ぜひ見てほしいです。