笠井信輔アナ 小倉智昭さんの最後の撮影は「強烈なブロック注射を打って臨んでいたって…」
フリーアナウンサーの笠井信輔(61)が10日、フジテレビ「めざまし8」に生出演。フジテレビ「情報プレゼンター とくダネ!」で長年共演した小倉智昭さんの訃報に触れ、亡くなる直前の様子を明かした。 【写真あり】10月に集まったばかり…古市憲寿氏や伊藤利尋アナらと自宅で笑顔の小倉さん 小倉さんは2016年に膀胱(ぼうこう)がんを公表し、肺にも転移するなど長く闘病生活を続けてきた。今年11月23日に放送されたフジテレビ「小倉ベース」に出演。都内の自宅でEXILEのHIROらとトークを展開。元気な姿を見せていた。その後、不調を訴え、千葉県柏市内の病院に入院。体調が急変し、9日に息を引き取った。77歳だった。 笠井は、先月23日放送の「小倉ベース」の収録について「あとで奥様のさゆりさんに話を聞いたんですけども、腰痛がひどくて、それがヘルニアのせいだろうということで、強烈なブロック注射を打って、撮影に臨んでいたって話は聞きました。だけど、それもがんの骨転移の状況だってことが後で分かったんですけども。『小倉ベース』に関しては、これはやるんだって気持ちで臨んでいましたね」と伝えた。 小倉さんは1999年4月からスタートした「とくダネ!」に22年にわたってメーンキャスターとして出演し、当時フジテレビのアナウンサーだった笠井と共演していた。笠井は56歳でフジテレビを退社、小倉さんが所属する芸能事務所入りし、フリーアナに転身したが、わずか2カ月後に悪性リンパ腫が見つかり、闘病生活を送った。病気は“古巣”の「とくダネ!」で発表。小倉さんが膀胱(ぼうこう)がんを公表し、この時、視聴者に分かりやすく、細かく病状を公表したことで、病気の情報への需要を感じて笠井も小倉さんのやり方を見習ったという。