「リバプールの中盤が欠く鋼鉄のようなプレー」「限界を感じた」遠藤航がついに今季初先発! 現地評価は二分、7点&5点
「大きなチャンスを与えられたが、ほとんど印象に残らなかった」
現地時間9月25日に開催されたカラバオカップ3回戦で、アルネ・スロット監督が率い、遠藤航が所属するリバプールはウェストハムとホームで対戦。開始18分で先制を許すも、ディオゴ・ジョッタ、コディ・ガクポの2発、途中出場したモハメド・サラーの1ゴールで、5-1の大勝を収めた。 【動画】痛恨!遠藤のクリアが仲間に当たってしまい、オウンゴール 定位置を失い、開幕からほとんど出番がなかった遠藤は、今季7試合目にして初先発。82分にベンチに下がるまで、相手との激しい接触で倒れ込む場面もありながら、持ち前のハードワークでタフに奮闘した。 ただ一方で、相手の先制点の場面では、自陣ゴール前でのクリアをチームメイトのジャレル・クアンサーに当ててしまい、オウンゴールを招いた。そうしたこともあり、現地メディアの採点は、評価が分かれる結果となった。 『THIS IS ANFIELD』7点 「今季初先発。監督が望むような選手でないなら、キャリアのこの段階でプレーを変えられる余地はあまりない。それでも努力を惜しまず、多くのチャレンジを潜り抜け、十分に賢明なボールの使い方をし、肋骨を強打した後も戦い続けた」 『90min』7点 「時にアルネ・スロットが彼を好まない理由となっている限界を感じたが、粘り強いプレーは称賛に値する」 『LIVERPOOL.COM』5点 「日本代表MFエンドウは、スロットの先発メンバー入りを懸けて大きなチャンスを与えられたが、ウェストハム戦でほとんど印象に残らなかった。ボールをDFに当ててしまい、クアンサーのオウンゴールを引き起こしたほか、ボールを失った場面もあった」 『Liverpool ECHO』5点 「彼がプレーしていない時、リバプールの中盤におそらく欠けている鋼鉄のようなプレーを見せた。かなりの数のデュエルを制したとはいえ、パスワークは必ずしも良くはなかった。ウェストハムの得点阻止を試みたが、クアンサーに当たってゴールに入ってしまった。パニックに陥った」 リバプールは10月の代表ウィークまでに、プレミアリーグでウォルバーハンプトンとクリスタル・パレス、チャンピオンズリーグでボローニャと相まみえる。日本代表のキャプテンはウェストハム戦を経て、どれだけ出場機会を得られるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「めちゃくちゃだ」「恐ろしいOG」初先発の遠藤航が痛恨クリアミス!“予想外”のオウンゴールに現地騒然!「散々な守備だ」「かわいそうなクアンサー」
- 「彼はスロット監督が求める選手なのか?」初スタメンの遠藤航にリバプール伝説OBが厳しい評価。早期の退団を“確信”「狙っていたスビメンディとまったく違う」
- 「質の高い選手がたくさんいる」初先発の遠藤航ら奮闘! リバプール指揮官が5発大勝に満足「一番嬉しかったのは…」【カラバオ杯】
- なぜ遠藤航はスロット新監督の下で序列が低下したのか。英記者が見解「問題なのは…」
- 「あの監督は絶対に無理」「一緒に練習させてもらえないとか…」鎌田大地、フランク2年目で退団決意→ジェノア移籍目前で“破談”した過去を告白!冷遇された指揮官がまさかの豹変「えぐい手のひら返し」