江頭2:50、1万人のファンが集結してアツい“エガフェス前夜祭”開催「ヒヤヒヤしたけど、おまえらすごいよ、パワーが」
江頭2:50が主催する音楽と笑いの祭典「エガフェス」が8月18日に2年ぶり2回目の開催を迎えた。今回は神奈川・ぴあアリーナMMという収容人数1万人を超える大きな会場での開催となったが、その前日、8月17日には本番と同じ会場にて景気付けの“前夜祭”「エガフェス2024 supported by desknet’s NEO 前夜祭」が開催された。 【写真】代表的なギャグの一つである“がっぺむかつく”を披露する江頭2:50 ■前夜祭にも1万人が集結 前夜祭ではあるが、会場は1万人のファンで埋め尽くされた。前夜祭を見に来る人たちは、言ってみれば、大本番の来場者よりもコアでマニアックな人たちであり、始まる前からものすごい熱気に溢れていた。司会進行役は、“佐賀県人会No.3”のオラキオ、“佐賀県人会No.5”のチェリー吉武、そしてブリーフ団Dの3人。オラキオが“中国の体操選手”のモノマネなどを披露した後、主役・江頭2:50を呼び込むと、神輿風トロッコに乗って登場し、客席の間を練り歩きながら布袋寅泰の「スリル」を歌唱。満員の観客に「ありがとう! 今日は盛り上がっていこう!」と呼び掛けながらステージに到着すると、「おまえら! 会いたかったぜ!」と言い、大きな歓声が上がった。 最初のゲストは「大食いガールズ」の海老原まよい、ますぶちさちよ、もえのあずき、ロシアン佐藤の4人。浴衣姿での登場に、江頭も思わず「かわいいんだよ」とデレデレ。大食いの披露かと思いきや、ここは4人で歌を披露することに。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を替え歌にして“濃いキャラ大食いガールズ”にピッタリの内容で、会場を盛り上げる。ペンライトを振って応援していた江頭は「完成度高っ!」とビックリした様子。 “音楽と笑いの祭典”ということで前夜祭でも音楽をガンガン披露していく。続いて登場したのは。APPLE MEETS BAZOOKA。江頭のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」を視聴している人にはおなじみのエンディングテーマを歌っている小松美生を擁するバンドで、小松はエンディングで見られるチアリーダーの衣装で登場。「ドキドキしかなかったんですけど、もう一度江頭さんに会えることを楽しみにしてきました」とうれしい気持ちを伝え、「実は夢がありました。江頭さんに踊っていただきたい」とお願いし、「伝説のEGA」をバンドの演奏に乗せて熱唱。江頭もエアギターをしたり、手拍子をしたり、踊ったりして参加し、会場をもっともっと熱くした。 盛り上がったところで、江頭が「俺の台本に載ってないよ!」と驚いたサプライズ企画も。それは「真夏の怪談 本当にあった江頭の怖い話」と題し、ブリーフ団M、大原がおり、オラキオの3人が、稲川淳二の“怖いなぁ”というフレーズを交えながら、本当にあった江頭のエピソードを披露。観客の拍手で、誰が一番怖かったかを決めたが、大原が語った“LINE”でのエピソードが圧勝した。 そんなサプライズもありつつ、ブリーフ団が「永遠のブー」を作ったシュノーケルと一緒に、楽器を弾きながらコラボしたり、「エガフェスガールズ」の大原、小田飛鳥、白石陽菜、立川みくの、水沢まいが、おなかチラ見せのミニ丈セーラー服で登場し、おニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」を歌唱。終盤、センターステージで江頭もセーラー服への早着替えにチャレンジし、成功したかのように思えたが「セーラー服は着たんだけど、俺のパンツがないのよ」と危険な状態だと告白しつつ、ギリギリで大惨事を回避した。 ブリーフ団とコラボしたシュノーケルは、ブリーフ団Dの“一緒に歌いたい”と以前語っていた希望をかなえるべく、「波風サテライト」をコラボし、江頭をイメージして作った曲「エガちゃんのバラッド」も披露。江頭は「感無量ですね。泣きそうになっちゃった」とはちゃめちゃな雰囲気から一転、感動的な空気に会場が包まれた。他に、「麻雀ガールズ」の高宮まり、東城りおが、「江頭さんのための曲を作ってきました」と言って、東城のバンド“Drawing”と一緒に「HACHA MECHA」という楽曲を披露し、こちらにも「ありがたかった」と江頭は感謝の気持ちを伝えていた。 ■5分間に「プリン100個完食する」というミッションを遂行 序盤に登場した「大食いガールズ」も当然、歌だけで終わるわけがない。登場曲を作ったバンド「エガフェス0」のメンバー5人が1分ずつ続けて演奏する間、つまり5分間に「プリン100個完食する」というミッションを遂行することに。一人25個、合計100個並んだプリンに、江頭は「これ見たかったよ。成功したら伝説になります」と期待を寄せるが、大食いガールズたちは「足りない」と言って、ケータリングで用意されていたカレーライスを食べてから“デザート”としてプリン25個を食べると、自らハードルを上げた。5分間でカレーライス一杯と25個のプリンを、余裕で完食した姿を見て、江頭は「おまえらハンパない。怪獣だよ」と感嘆していた。 その他にも“鬼のマナー講師”平林都氏が登場するなど、前夜祭からバラエティー豊かなゲストが続々と登場。アンコールでは、「生アツアツ人狼」をするなど「エガちゃんねる」らしいミニ企画もあったが、出演者全員がステージに再集結し、観客を「ラストの曲、みんな盛り上がっていくぜ! もっと来いや!」とあおり、THE BLUE HEARTSの「人にやさしく」を大合唱。歌い終わった後は、大満足な表情で「お前ら、最高だぜ! 伝説の夜になったんじゃない? 最高! あ、バイトの時間だ」とお決まりのセリフで締めくくった。そして、他の出演者たちがステージからいなくなった後、江頭は「ヒヤヒヤしたけど、おまえらすごいよ、パワーが。圧倒されました。ずっと続けてやっていこうぜ! ありがとう!」とあらためて感謝し、前夜祭の幕が下ろされた。 なお、「エガフェス2024 supported by desknet’s NEO 前夜祭」は、Leminoほかで8月31日(土)夜11:59まで見逃し配信中。また、「エガちゃんねる」の前身番組「がんばれ!エガちゃんピン」シーズン1がLeminoにて全話独占無料配信中だ。 ◆文=田中隆信