ネットバンキングのID、パスワードを男に伝え400万円騙し取られる 80代女性が被害 岐阜・大垣署
大垣市に住む80代女性が9月、通信事業者や警察官を名乗る男らからのうその電話で預金口座のインターネットバンキングのログインIDとパスワードを伝え、現金400万円をだまし取られました。 警察では、インターネットバンキングの「ログインIDやパスワードを教えてほしい」との電話があった場合には特殊詐欺を疑い、相談してほしいと注意を呼びかけています。 9月30日、大垣市に住む80代の女性宅に通信事業者の職員を名乗る男から「あなたの自宅電話が犯罪に使われている」と連絡がありました。 さらにその後、数日間にわたり警察官を名乗る男から「捕まえた犯人が、あなたから携帯電話を借りた謝礼で400万円を渡したと言っているので口座を確認させてほしい」「口座を管理してあげるのでネットバンキングの申し込みをしてほしい」などと電話がありました。 話を信じた女性はインターネットバンキングを申し込み、さらにログインⅠⅮとパスワードを相手に伝えてしまったということです。 その後、女性の口座からは4日間にわたり現金計400万円が不正に引き出されていました。 女性が22日、身に覚えのない出金に気づき、家族が警察に通報しました。 警察が特殊詐欺事件として捜査しています。