JR東、初任給を引き上げ 一律1万2千円、最大7%
JR東日本は4日、来年4月から新卒の初任給を一律1万2千円引き上げると発表した。現行から約4~7%増となる。東京23区内で勤務する大卒の総合職の場合、初任給は26万2075円となる。既に入社している新卒社員も、10年目までの給与水準を2千~1万2千円引き上げる。 育児や介護と仕事を両立させるための支援策を来年4月から拡充する方針も併せて発表した。育児のための短時間勤務は従来、3歳までの子どもを持つ人が対象だったが、小学6年生までに引き上げる。介護による休職期間は1年以内だったのを2年以内へと拡大する。