日本プロ野球選手会「侮辱罪等での告訴受理に至る事例」誹謗中傷等への対応を報告
日本プロ野球選手会は24日、「プロ野球選手に対する誹謗（ひぼう）中傷行為等への対応報告」を公表した。 選手会の顧問弁護士による対策チームが法的手続きを進めている。10月現在の状況として「誹謗中傷等を行った者との間で示談が成立する事例、侮辱罪等での告訴受理に至る事例が出てきております。また、誹謗中傷等を行ったアカウントに対する発信者情報開示命令申立ては、現在も継続中のものがあり、これらについても、情報の開示を命じる決定が出次第、同様に、責任を追及すべく、手続きを進めて行く予定です」としている。 最後に、日本シリーズを前に「ファンのみなさまにとっても、選手にとっても、素晴らしいシーズンの締めくくりになるよう、ファンのみなさまには、SNS等での投稿にあたってのマナー順守を継続いただくこと、誹謗中傷等を拡散しないことを改めてお願いするとともに、今シーズンここまで戦ってきた選手を後押しする声援を送っていただけることを心より願い申し上げます」と呼びかけた。
